こんにちは!
てらぴぁぽけっと千葉中央教室です。
今回はABAでよく使われる言葉、「強化」についてお話したいと思います。
(強化には「正の強化」と「負の強化」がありますが、今回は「正の強化」についてです。)
ABAにおいて「強化」とは、望ましい行動を起こりやすくすることをいいます。
今回は、“自分で着替えができるスキルはあるけど、行動に移すのが難しいお子様”の例をあげてみます。
起こりやすくしたい行動は、「自分で着替えること」です。
つまり、「自分で着替えること」が出来たときに強化することが大切です。
そのために必要なのがスモールステップです!
取り組みやすいものや得意なことから、「自分で出来た!」「褒められて嬉しい!」と経験を積んでいきます。
例えば、「着替えて」だった指示を、「ズボン履いて」「(着せるところまでは手伝って)ボタン閉めて」など、一部分のみを自分でするよう指示を出します。
そして、指示した部分を自分で出来たときには強化をします。
褒めることやご褒美を与えるなど、お子様にとって嬉しいことがポイントです。
「自分でできて偉いね!」と伝えることや、「一人でできたね!」と頭を撫でるなどです。
その結果、「ズボン履いて」と言われる→自分でズボンを履く→褒められるなど嬉しいことがあった→また自分で履いてみよう と、望ましい行動が増えていきます。
色々な行動に当てはめられるので、ぜひ意識してみてくださいね。
てらぴぁぽけっとでは、行動やお聞き取りから分析をして対応を考えたり、スモールステップや強化の方法についても、どんな段階が良いのか、どんな強化の方法がふさわしいのかを常に考えて対応したりしています。
そして、次のステップ「全部自分で着替えるには?」「強化しなくてもできるようになってほしい!」などのお悩みに対する対応は、次回以降またお伝えしていけたらと思います。
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強化とスモールステップについて
教室の毎日
24/06/26 23:02