こんにちは😃公認心理師の白石です。
今日は「実行しやすくなる予告」について書いていきたいと思います。
やるべきことを実行にうつすためには、
●行動に必要な情報を得て整理して実行する機能
●情報を記憶しながら過去を照らし合わせながら考える能力
●気持ちや行動を切り替える力
●我慢や行動抑制を行う能力
などが必要です。
発達特性のあるお子様はこれらが非常に苦手な場合が多くあります。
急に切り替えないといけない、やめないといけない、行かないといけないことが苦手な場合は、「予告」をうまく使う必要があります。
「これが終わったら〇〇するよ?」
「〇〇が鳴ったら終わりだよ」
「〇〇したかったら〇〇できたらできるよ」
などの声かけが有効です。
お子様によっては1回では聞いて記憶できない場合もあり、30分前、15分前、5分前、10秒前と予告カウントダウンをするようなところからスモールステップで行うのも良いでしょう。
視覚優位のお子様は療育のスケジュールカードをお家でも作成して視覚的な予告を取り入れてもいいでしょうね。
お家での効果的な予告をお考えの場合、中央教室にご相談いただけましたら一緒に分析して考えていくことができますのでぜひご利用くださいね。
療育の話11回「実行しやすくなる予告」
教室の毎日
24/11/14 12:17