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(65件)

療育のお話第37回「遂行機能から考える④」

療育のお話第37回は「遂行機能から考える④」について書いていきます。 今回から問題別に「遂行機能」を考えていきます。 ①なかなか活動に取りかかれない 未来を予測できなかったり、出来上がりを意識できない、今の自分の興味にとらわれてしまうことからなかなかやるべきことに取りかかれないことがあります。 残り時間をわかりやすくしたり、予告をして理解を促したり、一緒に行動をして見本を見せてあげたりできるといいですね。 視覚的にわかりやすいカードなども使ったり、一緒に優先順位を決めるサポートをおこなったりするといいでしょう。 「最初に~やって、そのあと~やって」といった2重3重指示を行うと難しい場合は、1つ1つ指示を区切って伝えていくことも大事です。 とりかかってもなかなか終わらない時は、集中することが難しかったり、興味の方向性が異なっていたりします。 また自分の世界観に逃避してしまったり、客観視や未来予測が難しくて「できていないことに気づいていない」こともあります。 難しい場合は、課題を変更したり、細分化と言って細かく分け足り、時間で区切ったりする方法があります。 方法がわからない場合は手順をイラストなど分かりやすい形で提示するといいでしょう。 やる気の問題は、報酬を加えたり、楽しく活動を再設定してあげたり、〇〇できなくなるよー、といった提示も有効ですよ。 また次回続きを書いていきますね。

ラボデミHOME/療育のお話第37回「遂行機能から考える④」
教室の毎日
25/03/31 11:40 公開

療育のお話第36回「遂行機能から考える③」

療育のお話第36回は「遂行機能から考える③」について書いていきます。 遂行機能の発達が遅れているお子様は「今感じている世界」に生きているといわれています。 そのため過去のことと紐づけたり、このあと何が起こるかの推測が難しくなってしまいます。 そのため今感じていることや興味に行動が直結します。 人によっては漠然とした「不安」を抱えて、安心できない状況のお子様もいます。(その不安を解消するために常動行動を起こしたりすることもあります) 言葉がでない、出せない場合はその内的な苦しみも周囲に理解されない場合もあります。 すべては理解できないとしても、そういったことでうまくできないことがあることを知ることはできます。 同じ失敗で叱責されたり、怒られることによって自信を失ったり、自尊感情が低くなることで2次障害をもたらすことはできれば減らしていきたいですね。 遂行機能には大きく分けると6つの要素があるといわれています。 ①取りかかり(課題を整理して優先順位をつけて計画的にとりかかる) ②焦点化(注意を払って行動する) ③努力(課題を達成するために粘り強く努力を続ける) ④感情調整(欲求や感情をコントロールする) ⑤記憶(必要に応じてワーキングメモリ―を活用できる) ⑥客観視 これら6つが協働して遂行機能は成り立ちます。 このどの部分に苦手さを感じるかを理解していくことが大切になります。 うまくできなくても練習やトレーニング次第でできることが増えたり、お家と連携することで発達を促すことも可能になります。 また次回続きを書いていきますね。

ラボデミHOME/療育のお話第36回「遂行機能から考える③」
教室の毎日
25/03/31 11:40 公開

療育のお話第35回「遂行機能から考える②」

療育のお話第35回は「遂行機能から考える②」について書いていきます。 遂行機能の発達に問題があると、でかけるときに何を持っていくべきかわからない、ということが起きます。 意識が出かける先にしかなく、思考が挟めない場合があったり、時系列で未来を推測することの難しいことからも生まれます。 また遅刻や忘れ物をしてもそのあと何が起きるか想像がつかないこともあります。 注意しただけでも感情がコントロールできなかったり、達成感を感じにくかったりすることも前頭葉の問題から起きてしまうことがあります。 自分の気持ちがコントロールできず、癇癪が多いのもこういったところの影響があります。 何度言っても同じことをしてしまうのはこの「遂行機能の問題」を抱えているかもしれません。 遂行機能の発達の多くは、自然に学んで発達する過程を取りますが、障害や特性により発達が遅れる場合があります。 ASDやADHDのある人は遂行機能が低い場合が多いと言われています。 この遂行機能は一般的には、学童前期から20代後半くらいまでに発達するといわれています。 小さいときに遂行機能に問題を抱えていても学習やトレーニング、環境などによって発達が進む場合も少なくありません。 ですので早めに気づいて、早めに理解をしてあげて、早めに療育を行えるとそれだけ発達を促す期間と機会を手にすることができます。 この続きは次回また書いていきますね。

ラボデミHOME/療育のお話第35回「遂行機能から考える②」
教室の毎日
25/03/26 10:18 公開
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