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療育のお話第27回「コンプリメント後編」

教室の毎日
療育のお話第27回は「コンプリメント後編」について書いていきます。

コンプリメントとは、相手の話したことや意図を肯定的あるいは支持的に評価することをいいます。

褒める事や賞賛も含まれますが、肯定してあげることが大切になります。


自分の話しを肯定的に捉えてくれたり、支持してくれたらうれしいですよね。



またその意図を汲んで肯定的に支持してくれたら非常にうれしいものです。



今回は後編として、森田直樹先生のコンプリメント・トレーニングを紹介したいと思います。



※森田先生は不登校のお子様の支援をされて本も出版されている先生です。



森田先生の考えでは、不登校を引き起こす原因は、「子どもの心の中にあるべき自信の水が枯れてしまったこと」にあるとしています。



その自信を心のコップに戻すために「愛情と信頼をもった親の言葉がけ(コンプリメント)」が特に必要であると言っています。



言葉がけは大変なものですが、子供が本来持っている良さや価値を改めて見直し、評価するところから始まります。



悪いところばかり目立つものですが、子ども本来の「良さ」や「長所」などのいいところを見つめ直す時間をしっかり取ります。



A4用紙に書いていってもよいでしょう。



次に「今できること」にフォーカスします。



ご飯を食べることしかできないのなら「ご飯食べられたことやその中で食べられたもの」に評価していきます。



シンプルに「ご飯食べてくれてありがとう」でもよいのです。



そうやってできることから肯定的に支持して、愛情と自信を満たしていきます。



コンプリメントはほめるということだけと誤解を受けますが、



「子どもの持っている力を発揮できるように、持っている力に気付かせる」



ことが大事だと言います。



いつも怒られる、注意され続けると子ども自身も



「できないことやできない自分」



にフォーカスがいきやすいものです。



できる事ととできないことがあって正常です。



そのバランスを保つためにもできることにも注目する必要があります。



親がお子様に注目し過ぎて過干渉になっていることもあります。



少し引いて見守ったり、自分の力で立ち上がることを尊重することも大切な時があります。



できたことを記録しておく「コンプリメント・ノート」も作ってみることも提案されていますよ。



もっと詳しくは森田直樹著「1日3分の働きかけで不登校は解決する」(リーブル出版)をご覧ください。



不登校になる前に、二次障害を防ぐために、もっと自信を持って活動できるためにコンプリメントの考えが役に立ってくれるかもしれません。


いつもお読みいただき、ありがとございます。
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