beeに通っているお子様の成長事例をご紹介させて頂きます。
「『絵カードの理解が難しい』と最近beeに通い始めた2歳のお子様」
【支援内容】
①支援開始当初は、絵カードをしっかりと見るということ自体が難しいように感じましたので、まずは興味を持てる物を探して本児の視界の中に提示し、そのまま少しずつ支援者の顔の横まで移動させて提示しました。
なぜこのような方法にしたかというと、しっかりと見る力を伸ばしながらも、まずは支援者の存在を認識し、アイコンタクトをはじめとするコミュニケーションを図りたかったからです。
少しでも視線で追いかけてくれた時には、盛大に褒めながらその興味ある物を本児に渡すようにしました。
②顔が上がるようになってから、絵カード(2D)のマッチングの前段階として、物(3D)のマッチングを行いました。
【支援経過】
①最初から支援者の顔の高さまで視線がついてくることはありませんでしたが、少しずつ距離が伸びて、それによって本児の顔が上がるようになりました。
②ここまでスモールステップで進めて来たこともあり、物同士のマッチングは比較的スムースに進みました。
この頃には、目が合うこともしばしばとなった上、興味のある絵カードに関してはしっかりと見つめることができるようになりました。
今後は、3D−2Dマッチングで実物と絵カードが結びつくよう、引き続きスモールステップで取り組んで行きたいと思います。
この記事を書いた人:つかもと
【児童発達支援】成長事例
教室の毎日
24/07/19 10:22