こんにちは!bee.for kidsです🐝𓂃 𓈒𓏸𑁍
爽やかな風が心地よかった5月が終わり、少しずつ空の色や風のにおいにも、季節の変わり目を感じるようになってきました。来週には梅雨入りとの予報が出ていますね☔️
本日もbeeに通われているお子様の成長事例を紹介します。
【背景】
今回ご紹介するのは、「慣れない人や場所への不安が強く、緊張感から表情が強張り、言葉でのやりとりが難しい」といった特性をもつ小学生のお子様です。初回の個別療育では、発語は見られず、コミュニケーション手段は首振りやうなずきなどの非言語表現に限られていました。
【支援のねらい】
このお子様にとって「ことばで話すこと」は大きなチャレンジでした。そのため、発語の促しよりも、「安心できる環境づくり」と「信頼関係の構築」を支援の主軸としました。焦らず、本人のペースに寄り添うことで、自然なコミュニケーション意欲を育むことを目指しました(*˙˘˙*)و⚑⁎
【支援内容】
・非言語的なやりとりを尊重
無理に話すことを求めず、うなずきや視線の
方向など、本人が選びやすい方法でコミュニケーションを取ることを重視しました。
・安心できる関わりの積み重ね
信頼関係の構築に時間をかけ、「否定されない」「待ってもらえる」という安心感を持てるよう配慮しました。
・答えやすい質問の工夫
YES/NOで答えられる問いや、選択肢の提示、筆談など、負担の少ないコミュニケーション方法を活用しました。
・スモールステップによる段階的なアプローチ
お子様の不安レベル(活動・場所・人)を見極 め、不安の小さい場面から関わりの幅を広げていきました。
【支援経過】
当初は、視線で応えることが精一杯だったお子様。関わりの中で少しずつ表情に変化が見られ、ある日、初めて「うん」と小さな声で応えてくれました ·͜·✩‧₊
その「うん」は、しだいに確かな声に変わり、今では会話のキャッチボールができるようになっています(* ˙˘˙)♡
安心できる環境や人と出会うことで、少しずつ心を開き、自然な笑顔も見られるようになってきました🍀*゜
発話をゴールとするのではなく、「伝えること」「伝わること」の成功体験を積み重ねることが大切です。
「やってみたらできた!!」という実感を通して、自己肯定感を高め、次のチャレンジへ向かう力を育んでいきたいと考えています(๑•̀ㅁ•́๑)✧
この記事を書いた人:そん
【放課後等デイサービス】成長事例
教室の毎日
25/06/10 10:04
