こんにちは、ジェイです♪
本日は、女の子の発達障害についてお話しようと思います(^^)
発達障害は、男の子の方が多いと思われている方も多いと思いますが
男女の比率はほぼ同率だと言われています。
これには、女の子の方が発達障害の特性が出にくい場合が多く、特に小学校の低学年頃までは問題になるケースが少ないため、周囲の人に気づいてもらえないということが原因の一つだと考えられます。
例えば、ADHDの男の子は「授業中に席を立つ」「よくケンカをする」「忘れ物が極端に多い」といった分かりやすい特性が幅広くあらわれるためADHDだと気づかれやすいです。
一方で、女の子は「おしゃべり」「忘れ物が極端に多い」といったADHDの部分的な特性が目立っても、他の特性が目立たず、発達障害だと気づかれずに成長する場合もあります。また、女の子に多動・衝動性がないわけではありませんが、男の子ほど目立たないと言われています。
気づかれずに成長すると、思春期になるころにはミスが多いことは自分のせいだと悩み、LDを併存している場合には、授業についていけずに大きな劣等感を抱えてしまいます。
社会に出て、仕事・結婚・家事・育児などに対しての難しさを感じてから、ようやく自らの発達障害を自覚するケースも珍しくないと言われています。
女の子の発達障害は、周囲に気づいてもらえないことで「生きづらさ」を感じる場合が多いのです。
特性のあらわれかたは、個人や性別によって異なり、年齢を重ねるごとにタイプが変化していく場合もあります。
ですので、子どもの発達について気になったり、発達障害の特性に似た行動が見られたら、医師に相談することが大切です。
そして、早いうちから子ども自身が自分の特性を理解し、「こうすれば楽に生きられる」という対応策を身につけたり、特性をポジティブに利用していくことが理想です。
子どもが今何に困っているか、何に「生きづらさ」を感じているかを知り、
保護者や周囲にいる私たちの理解と適切なサポートが何よりも大切ですね(*^^*)
女の子の発達障害
教室の毎日
21/09/09 19:06