こんにちはジェイです♪
子ども達が抱えるコミュニケーションや集団活動の困難さの背景にある問題を把握するためのアセスメントとして「心の論理課題」を実際に行ってみました!
私たちは人との関わりの中で、こうされたら/こう言ったら相手はこう思うだろう、といったことを直感的に理解できます。このような意識せずに使っている心の読み取りは心の理論に基づいていると考えられています。
社会的な場面で人と上手に関わることが出来なかったり、上手く振る舞えなかったりする子どもたちがいます。
このような子ども達の抱える困難の背景には心の理論が獲得できていない、あるいは心の理論をうまく使えていないといった問題があると考えられています。
「心の理論課題」は簡単なストーリーを演じたり語ったりして示し登場人物の考えを当てるテストです。
たとえば「サリーとアン課題」が良く知られています。
『サリーはビー玉をバスケットの中に入れ、部屋を出て行きました。サリーが部屋にいない間にアンはビー玉をバスケットから箱に移し入れました。サリーは部屋に戻ってきました。サリーはビー玉をどこに探すでしょう?』
といった内容のテストです。
ジェイでもお友達と遊んでいる中で悪気なく嫌なこと言ってしまったり、自分の思い通りにならないと怒ってしまったりして、トラブルに発展してしまうことがあります。
このような「心の理論」が追い付いていない子ども達には、伝え方や注意の仕方を工夫しています。
また、自分が相手に何かされた時に「悲しい」「嫌だ」「うれしい」といったことを経験し、相手の立場に立って物事を考えることが出来るように、
軽い言い合いや、怪我をしない程度のトラブルはあえて見守ることもあります。
子どもが自身で気づいて成長していけるよう今後も支援をしていきます。
心の理論や、どういった言葉がけをすればいいかについては前回載せましたのでぜひご覧ください!
心の理論とはpart2
教室の毎日
21/11/24 11:31