障がいの子どもたちの権利擁護は、非常に重要であり注目されている社会課題です。対策には種々の政策が提案されていますが、中でも障がいを持つ子どもたちの支援は非常に大切な支援です。子どもたちが、出来る限りストレスを抱えることなく、地域で「あたりまえに」生きていくには、保護者の方に大きな負担がかかっていることも現実です。
昨今、多くの放課後デイサービスや児童発達支援事業所が出来ておりますが、株式会社QPCサービスの坂本輝子氏が目指す児童発達支援事業所は、ひとりひとりの子どもたちの状況を正確に把握しながらきめ細かく支援しようとするものです。坂本氏の「児童発達支援事業所KIDSBASEさんかく」は、長い間児童福祉事業において自立支援で成果を上げてきた集大成だと思います。
私の研究室でも坂本輝子氏と協力して障害児福祉事業を育てていこうという研究を進めています。
現在、我が国における児童の権利擁護は国を挙げて取り組んでおり、発達障害を含めて小さな問題から確実に問題を解決しようとする取り組みに共感し、協力を惜しまないとともに、この事業を推薦させていただきます。
坂本 眞一郎(さかもと しんいちろう)
公立大学法人宮城大学名誉教授
医学博士
日本医療福祉学会会長
日本保健医療学会副理事長
推薦文
スタッフ紹介
20/12/09 16:17