児童発達支援事業所
  • 空きあり

てらぴぁぽけっと 籠原駅前教室のブログ一覧

近隣駅: 籠原駅 / 〒360-0841 埼玉県熊谷市新堀747-1 グランフロント・ジョウエイ1階
24時間以内に5が見ています!
空き確認・見学予約
電話で聞く場合はこちら 050-3623-5849

先生のアンテナ

教室の毎日
とある平日の午後3時。
先生の頭の上にあるアンテナは、右を向いたり、左を向いたり、ときに、後ろも確認。
大忙しです。

なぜなら、この時間は、みんなからの「送信」がとても多くなるからです。

ほら、教室の隅に置いてある、宇宙椅子の中から、何か困っているような信号が送られてきました。

手にお気に入りのオモチャを一つ持って、宇宙椅子の中に座る男の子。
どうやら、みんなの輪の中に、入ろうか、入るまいか悩んでいるようです。
「本当は入りたい!」と思っていることが、はっきり伝わってくるときは、先生、迷わず宇宙たまごに駆け寄って「いっしょに遊ぼう」と声をかけます。
だけど、今日は、まだそこまで気持ちが強くないみたい。

「おーい、何してるんですかー!?かくれんぼですかー!?」静かに宇宙椅子のそばに行きます。

すると、静かに宇宙椅子の蓋が開いて、テレくさそうにはにかんだ笑顔で、「そうだよ!」と言ってくれます。
どうやら今日の彼は、もう少し、ここでエネルギーを補給したいようです。
しばらく、幼稚園でのお話をしたりして過ごします。

ふと視線を感じて顔を上げると、何やら「近くに行こうか行くまいか」悩んでいる様子の男の子がいます。

教室に通ってくれているお子様たちの中には、とても繊細で、相手の立場や状況を考えすぎてしまう子もいます。
先生、手でスマホを持つ素振りをして、彼に声をかけます。
「ウーバーお願いしまーす!」
すると満面の笑顔で「はいはーい!!」「ご注文はなんですかー!?」と来てくれます。

4歳を過ぎるころくらいからでしょうか。
子どもたちは、いつも自分を大切に思ってくれているご両親やおじいさま、おばあさまだけではなく、幼稚園や保育園のお友達だったり、先生だったり、こういった教室の先生であったり、いわゆる第三者からの「注目」がほしい、自分を知ってほしい、認めてほしいと思うようになるようです。

子どもたちは、その成長過程で「聞く」ことをたくさん求められます。
では、大人はどうでしょう?
大人たちには、その子どもたちを「見る」そして「気づく」ことが求められるのかもしれないと、先生は思うのです。

だから、先生はいつもアンテナをグルグルグルグル何度も回転させて、今日の○○くん、今日の○○ちゃんの様子を見続けます。

そして、必要なときに、必要な声がけができるようスタンバイします。

だけどね、中々、その送信に気づけないときがあります。
聞こえていたのに、うまく受け取れなかったこともあります。
どうすれば、その子の苛立ちを抑えてあげれたのか、もっと早く、予測されるであろうことを伝え、こころの準備をさせてあげれば良かったのか、
それは先生が、先生になってからずっと続く課題です。

みんなが、すこしでも生きやすい未来を過ごせるように。
それは、教室の先生、みんなの課題であり、願いです。

そのためにも、今日も先生たちはアンテナをグルグル回し続けます。

大丈夫、どんな声でもいいから、伝えてみてね。


_____________________

てらぴぁぽけっと 籠原駅前教室
電話 048-598-4174

ただいま、A,B,Cクール共にキャンセル待ちとなっております。
申し訳ございません。
_____________________

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。