お久しぶりです。「オリンピア」入江です。先日の投稿からいろいろな事がありましたが一番の出来事は、小学3年生の元気な男の子の利用が始まったことです。私たちの療育範囲を超えた素晴らしい能力を持っているA君です。ブラインドサッカーの導入でアイマスクをした状態でのパスやシュートも難なく出来て指導員全員「びっくり」してしまいました。
人は一人一人特技・特性を持ち生まれてきています。その特技や特性を将来活かせることが人生で一番大切だと思っています。そのお手伝いをさせて頂きたいと思っています。
「人と比べることをやめる」について:「廓然無聖」カクネンムショと言う言葉について話したいと思います。「廓然」は、見渡す限り何もないこと。「無聖」は聖も俗も一切無いという意味です。簡単に言えば「何とも言えないすがすがしく豊かな境地」と言う事です。これは人皆が心の奥底に持っている境地だと言われています。(達磨大師)ところが私たちは、そのことに気づけず自分自身を「迷妄」「混濁」の世界に迷い込ませてしまっています。そして自分と他人をモノサシで比較し、その上か下かで一喜一憂し、悩んだり焦ったり憂いたりしているのです。私たちは、他人と比較することで苦しみを悩ませ、不自由にしていることで「幸せ」を感じることが出来ないのではないでしょうか。しっかり心の眼を開き、物事にとらわれず、こだわらないことが出来れば自然と幸せで生きていく力が備わると思います。
人と比べることをやめる
教室の毎日
21/03/01 21:39