みなさま、こんにちは☆
ヒーローズキッズ本郷教室
ブログ担当でございます☆
今日は午前中からの気持ちの良い晴れから
一転、雨模様になり
いよいよ梅雨なのかな~なんて思ったりしながら
書いております。
梅雨と聞くとジメーっとして
どんよりなイメージの方が多いと思いますが
違う角度から見ると
雨に濡れる色鮮やかなアジサイに
カタツムリがいたりしてと考えていると
すこし楽しみになったりしませんか?
こういった療育の現場にいると
違う角度から物事をみることの
大切さをよく感じます。
療育や支援の必要なお子さまと
過ごしていると
何が見えてるのかな?
何を感じているのかな?
どんな気持ちなのかな?と
思うことがあります。
そんな時は子どもたちの
真似っこをして同じ姿勢でものをみてみたり
用途は違えども、同じように教具を
動かしてみたりしてみます。
新しい発見がそこにある時もあれば
ないときもありますが
支援員としては想いや気持ちを
理解してあげられる存在でありたいなぁと
思いながら療育にあたっています。
そんな時に読んだ本があります。
東田直樹著『自閉症の僕が飛び跳ねる理由』
著者の東田直樹さんは
会話のできない重度の自閉症でありながら
パソコンや文字盤を使いながら
コミュニケーションをとり、本を出版し
自閉症者の内面を伝えられています。
本は見開きで、質問に対して
東田さんが答えていくという形式になっています。
章によってテーマがあるのですが
例えば第二章は対人関係について
その中に「どうして目を見て話さないのですか?」や
「手のひらを自分に向けてバイバイするのはなぜですか?」など
自閉症のお子さまたちに多くみられる動作やしぐさについても
東田さんの言葉で想いや気持ちを綴られています。
自閉症のお子さまがそれぞれに
想いや気持ちがあるので
この本がすべてというわけではありませんが
考えるヒントや色々な事を感じとることができる本だと思います。
ヒーローズキッズの療育では
お子さまたちの気持ちや想いを大切にすることを
第一に考えています。
療育も子育ても終わりはなく、ここまで!
という明確なゴールはありません。
そのため長く続けられるように
楽しさや嬉しさ、喜びなどを増やすことに
重きをおいています。
長く続けていく療育のなかで
東田さんのように自分の気持ちや想いを
発信することができる子どもたちが増え
発達障害への理解が深まれば
療育も変わり、世界も変わっていきます。
子どもたち各々がそれぞれに伝えていく手段は
多種多様、様々な方法があることでしょう。
探すのは難しくとも
お子さまにあった方法を
お子さま、保護者の方、みなさまと
一緒に探していけるといいなと思っています。
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21/05/18 18:05