みなさま、こんにちは☆
ヒーローズきっず本郷教室
ブログ担当でございます。
さて今日は、私の息子の話が、わかりやすい例えなので、恐縮ですがお話させていただきますね☆
息子は自分の好きなことを好きな時間にやりたい。運動は苦手。踊りなど模倣することも苦手。興味のあることには一直線。
これでは小学校生活が上手くいくわけもなく・・・笑
ADHDの傾向が強いと言われていたので、
私も主人もしょうがないか・・・と、思っておりました。
教室から出ることもなく、お友だちに手を出したりということもなかったのですが、体育が苦手で、運動会前になると荒れて、、、
授業中は姿勢が保てない、板書書きを途中でやめるなど、今思うと、本当に眼球運動であったり固有覚の力が弱かったのだと思います。
運動がとにもかくにもできない息子。
小学校のかけっこは学年でビリ。
ドッジボールでは逃げられない、キャッチできない、サッカーはボールが追えない・・・
本人もだんだんと「できない・・し」と、言うようになりました。
何かしら合うものが1個くらいあるんじゃないかと、そこから色んなスポーツに親子でチャレンジしました。
「いかない」と言われても、無視!
水泳、サッカー、走り方教室、体操教室・・・
しかし、、どれも、ごろ寝したり、プールではぐるぐる潜り、やらなかったり。
本当に合うスポーツはないのか・・と思っていた時、本人から「おれっち野球やりたい」と申し出が。
最初は、すぐやめちゃうんじゃないのぉなんて、思っていたのですが、半年経っても気持ちは変わらず。とりあえず、やってみることにしました。
上記のような当時3年生の息子、
毎回、練習で挨拶の立ち方から怒鳴られ、
フライのボールは体に当たり「構えろー!」と、また怒鳴られ。
帰りのランニングでは半べそかいて走っていました。
投げることも上手くできず、投げる動作をバラバラにして4段階にして、毎晩10回づつその動きの練習をしました。
ラダー運動やリズム体操も取り入れて、、、。
怒鳴られて泣いたり、フライを顔面で受けて、メガネの鼻のところを何度も折っていました。
そして、スポーツメガネにすると視野がせまくなり、打てないバッティングがさらにできなくなり、何度も鼻に怪我をしながらメガネで頑張ること1年。
まず、授業中に姿勢が良くなり、
板書書きができるようになりました。
野球というルールを通して、
ルールを守ることができるようになり、
チャイムで切り替えができるようになりました。
運動面では、模倣ができるようになり、
運動会の前に荒れることもなくなり、
踊りを踊れるようになり、かけっこでは1番をとるようなりました。
野球を始めて6年。
足が速くなったことに自信がつき、
一昨年からは陸上も始め、学年ビリだった子が、いまでは学年2番で貼り出されていました!(1番になれないところが息子らしいのですが^^)
野球では最も眼球コントロールの必要なキャッチャーを務めることになり、
今も眼球運動のトレーニングをしながら野球も楽しんでいます。
何がその子に合うのかは保護者でも気づいてあげることって難しいですよね・・・
私も様々なことにチャレンジさせながらも、みんなが頑張っているわきで、別の事をしている息子に、悲しくなったり、怒ってみたり、諦めてみたり、親子喧嘩したり、、、
でも、今はとにかく色んなことに一緒に挑戦して良かったなぁと思うのです。
発達障がいだから、、、
みんなに迷惑かけちゃうかもしれないと、心配することもありますが、
挑戦する場所の先生やコーチに相談しながら、子どもにとっての最善をとってあげたいですよね。
色んなことを、みんなが経験できるようになるといいなぁと思っています。
まだ普通のお稽古ごとが心配という方は、本郷教室のような児童発達支援施設でトレーニングをしたり、「できるんだ!!」というたくさんの自信をもって、親子で挑戦されるのもいいかもしれませんね。
発達障がいだから、、、と悩んで、時には涙することもあるかと思いますが、良いところに視線を変えてみて、子育てを楽しみましょう!
その子の今は本当に今だけなんですもの。
今を大切に未来へつなげていきましょう♪
*写真は野球を始める前2年生の時の宿題風景です。椅子に長く座ることができません^^
眼球運動の成果のはなし
教室の毎日
21/06/02 21:30