こんにちは。
Ecoldの中山です。
今回のコラムは「荷物の持ち方について」です。
荷物・・・できれば持ちたくないですよねー、できれば手ぶらで歩きたいです。
でもそういうわけにはいきませんよね、幼稚園・小学校へ行く時必ず持っていかなくてはいけないので。。。
軽ければいいのですが、学校へ行く時の荷物って案外重い。
そんな時身体は、前方・後方・横に曲げることによって強度不足を補っています。
それが長く続くと、筋肉の柔軟性がなくなる原因の1つになり、身体のアライメント(骨と軟骨・関節の配列)が変形する可能性があります。その結果、姿勢が変わったり、ケガをしやすくなったりすると言われています。
背中を横から見た時、通常はS字のカーブになっているのですが(上の方のカーブは肩の関節、下の方は腰の関節)、肩の関節のカーブが大きくなると顎が前に出たり、猫背のような姿勢になります。腰の関節のカーブが大きくなると、腰が前に曲がり、お尻が出ます。逆に、腰のカーブが小さくなるとフラットバック(平背)のような姿勢になります。(フラットバックのまま成長すると、お尻が垂れやすくなったり腰痛・ヘルニアになる危険性も!)
また、背中を後ろから見た時に、肩や骨盤の高さは左右に同じ高さが正常です。横側の筋肉のバランスが崩れると、側弯症になったり、左右の肩の高さや骨盤の高さが崩れたりします。左右のバランスが崩れると歩き方にまで影響してきます。
荷物の持ち方ぐらいで、こんなことになるとは!大変だ〜!
毎日の積み重ねって恐ろしいですね。
みなさま、明日からお子様、そしてご自身の荷物の持ち方にも少し注意をしてみましょう〜。
注意点は主にこの4つ。
①リュックの場合はストラップの長さを合わせて、背中ピッタリの高さにする。横のストラップも閉める。
②肩にかけるもの・手に持つものではなく、転がせるカバンを選ぶ。(写真にあるようなやつ)
③荷物は左右に分けて持つ。
④定期的にストレッチをする。
リュックの横のストラップ・・・いらんなーとずっと思ってました笑
だってあの閉める部分が硬くて特に子どもには開けにくく閉めにくい・・・なければいいのに!と思っていた・・・。まさか、あの横のストラップにそんな役割があったとは!
なんとなく、荷物はバランスよく左右で持った方がいいんだろうなーと思っていたのですが、長年同じような持ち方をすることで身体には影響が出てくるのだな・・・、と改めて納得しました。
そして重い教科書を収納する日本のランドセルは理にかなっているのですね♪
ワタシも明日から気をつけます!
荷物の持ち方 身体にあたえる影響について
子どもの発達
21/06/14 17:44