こんにちは!
エコルド盛岡茶畑教室、作業療法士の菊地です。
今回は、箸の選び方<後編>!
意外と重要な箸の長さ・素材についてお伝えしていきます!
大人になると、箸の使いやすさの為に長さや素材を選んで購入することは少なくなると思います。
でも、練習中の子どもたちにとってこの2点はすごく重要なポイントになるんです。
例えば、大人が子供用の箸を使って食事をすることを想像してもらうと、大きさの合わない箸は使いにくいことがイメージしやすいと思います。
〇箸の長さ
使いやすい箸の長さはお子さんの手の大さによって変わります。
ピッタリサイズの物を用意してあげることで、使いやすさもアップしますよ☆
手に合った箸の長さは、
『親指と人差し指を90度に広げ、2本の指の先端を結んだ長さ×1.5』
例えば…写真のお子さんの場合だと、8.5㎝×1.5=12.75 なので13㎝の長さの箸がピッタリ☆ということになりますね!
長さの目安は、2歳までで13cm、3~4歳で14〜15cm、5~6歳で16〜17cm、7~9歳で17〜18㎝と言われています。
「測る時間がない💦」という時などにはこちらも参考にしてみてください!!
〇箸の素材
箸の素材は主に『プラスチック製』、『木製』があります。
それぞれにメリットとデメリットがあるので順番に説明していきます。
・プラスチック製
<メリット>
汚れが付きにくく、洗いやすい特徴があります。
食洗器に対応したものが多いのも嬉しいポイントですね☆
また、色やデザインが豊富なのでお子さまが気に入ったものが見つかりやすいです。
<デメリット>
プラスチックの性質上、ものをつかんでも滑りやすくお子さんは使いにくいことがあります。
そんな時は…滑り止めがついたものを選ぶとGOOD!!
・木製
<メリット>
摩擦で滑りにくく物がつかみやすいので、箸練習中のお子さんも使いやすいです!
また、箸を噛んでしまう場合にも自然素材の方が安心ですね。
<デメリット>
汚れが染みこみやすいので、洗った後はよく乾燥させる必要があるのが少し手間です 💦
そんな時は…表面が漆などでコーティングされたものを選んでみて下さい!
コーティングされた木製箸は、比較的水に強く耐久性がありますよ。
使いやすさとしては木製箸がおすすめですが、プラスチック製箸のほうが子供たちの好きなキャラクター柄が多いですよね…!
そんな時は、お子さんの使いたいと思う気持ちを優先してあげてください!
せっかく使いやすい箸を買っても、使わなければ意味がないので...💦
プラスチック製箸を選ぶ際には、『持つところが太め』・『先に滑り止めがついている』この2つのポイントをチェックしてみて下さい!
使いやすさがアップしますよ☆
次回は、3⃣箸の練習方法についてです!
レッツ!箸トレーニング!!~2⃣箸の選び方<後編>~
子どもの発達
23/06/05 11:18