こんにちは!
LITALICOジュニア奈良王寺教室のスタッフを紹介していくシリーズ。
前回に引き続き、教室で活躍する指導員の先生の紹介です。
今回は、稲村史織(いなむら しおり)がお話させていただきます。
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【ずっとお子さまから見えている世界に興味があった 】
大学、大学院を通して、発達心理について学んでいました。
ずっと子どもの自己認識ってどうなってるんだろう?ということに興味がありました。
その子の視点に立って自分自身をどう思っているのか、その子のまわりの大人たち、保護者や保育士や教師がその子についてどう捉えているのか、それぞれを比較検討することで、何か見えてくるんじゃないかと考えていて、今でも関心のあるテーマです。
例えば、お子さまがひとりで遊んでいるところを見かけたら、
保護者さまや先生は「みんなと一緒に遊びなよ」って声をかけることが多いと思います。
でも、お子さまは、もしかしたら、ひとりで遊ぶことに満足しているのかもしれないですよね。そのことを認識した上で声をかけるのと、お子さまの気持ちを想像しないで「子どもはみんなと一緒に遊ぶものだから」という考えから声をかけるのとでは違います。
お子さまの視点に立って気持ちを考えることで、
よりそのお子さまに合った関わりをしていきたいと考えています。
【就学前準備プログラムでお子様に合った適法の方法を一緒に考える 】
大学院を卒業後、2020年の4月にLITALICOに入社しました。
昨年1年間は天王寺教室で児童発達支援の指導員をやっていました。
天王寺教室では、年長さんのお子さまを対象に、就学前準備プログラムに取り組んでいました。小学校に入ると集団生活の中の暗黙のルールがあるじゃないですか。園では学びにくいことをLITALICOで補えるのは意義があると思い手ごたえを感じていました。
お子さまには、様々な適応方法を学んでもらえたらいいなと考えております。
例えば、分からない時に、手を挙げて質問をしても良いし、途中で聞くのが難しかったら、後から先生に聞くとか、お母さんに聞いても良いかもしれない。
そのお子さまの特性に合った方法を獲得することが、
小学校に行った時に困ることを減らすことに繋がるのではないかと思います。
また就学前は、保護者さまも、「うちの子はちゃんと小学校でやっていけるかな」と、漠然とした不安を抱えているケースが多いので、そういた保護者さまに対して、小学校生活に向けたステップを分かりやすく提示できたらいいなと考えていました。
就学前準備プログラムは奈良王寺教室でも是非取り組んでいきたいと思っていて、現在は単発の特別プログラム中心に企画しています。
【まずは、遊びに来るような気持ちで気軽に通ってもらいたい】
私はずっと奈良に住んでいるので、奈良にはとても思い入れが強いです。
就職活動をしている時からずっと、奈良にLITALICOジュニアがあったらいいのにと思っていたので、今回ご縁があってこの奈良王寺教室で働けることをとても嬉しく思っています。
教室の立ち上げの際に、利用を検討している保護者さまとたくさんお話をする機会があったのですが、福祉サービスを利用することへのハードルや、わざわざ教室まで来ることへのハードルを感じておられる方々がいらっしゃることを実感しました。
一方で、見学に来てくださった関係機関の方々や園の先生からは、「教室がすごく明るくて楽しそう。ここならおうちの人も通いやすいと思う」というお声がけをいただいたことがすごく印象残っていて、私たちは気軽に通ってもらえる教室を目指していけたらいいなと思いました。
療育に行かないといけない子だから行くというよりは、
はじめは無料で遊べるところがある
くらいの気持ちで、気軽に通ってもらえたら嬉しいなと思っています。
まだ、利用を迷っているという方々に向けたLITALICOプレイランドという無料の
体験イベントを不定期で開催しているので、
是非、機会があれば、LITALICOジュニア奈良王寺教室に遊びに来てください。
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次回は引き続き指導員の先生のシリーズです。
次は赤木富久代(あかぎ ふくよ)先生の登場です。
お楽しみに☆
奈良王寺教室スタッフ紹介④
スタッフ紹介
21/12/17 11:39