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LUMO(ルーモ)西宮江上校です。
ビジョントレーニングはアメリカや中国では50年以上前から実践されている「見る力」を向上させる手法の一つです。
ボクシングやテニスプレーヤーほかプロのアスリートも目の動きを良くするため、ビジョントレーニングが取り入れられています。元プロテニスプレーヤーの松岡修造さんも現役時代取り組まれ、目のスタミナをつけるため、お勧めされています。
ビジョントレーニングで言う見る力とは、視力検査で計る数値の、1.5などとは違い、視野にあるものを的確にとらえる力、必要なものを区別して見る力、動いている物を追視する力などで、スポーツではボールや相手の動きを正確に見極めて対応する能力を上げることができます。
子どもの場合、例えば学習面では、漢字の書き取りが苦手なのは、正しく文字を認識できてないことが原因の場合があります。またキャッチボール等が苦手な場合も関係しているかもしれません。
見る力は大まかに3つの眼の動きに区別できます。
・「追従」:物を眼で追う能力です。ボールや風船を使って簡単にトレーニングできます(写真)。
・「跳躍」:2点以上の箇所を視点を跳躍させるように移動させてみる能力です。上下、左右、斜めをトレーニングします。また、壁にランダムに並べた数字を、1から順番にタッチしていくことなどでもできます。
・「輻輳」(ふくそう):難しい漢字ですが、これは遠近の焦点を合わせる能力のことです。鼻先5センチくらいに近づけた親指の爪を見るとき、寄り目になりますね。手を伸ばしたり、鼻先に近づけたりして親指(幼児の場合は好きな指人形をはるのも良いです)を眼で追うことで遠近の調節する力が付きます。
目から入った情報に合わせ身体をスムーズに動かせるようになれば、より運動を楽しみながら、上手くなっていくことに喜びを感じることでしょう。
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ビジョントレーニング ~子どもからプロのスポーツ選手まで~
教室の毎日
22/09/21 13:37