こんにちは!
LUMO(ルーモ)西宮江上校です。
今回は、マルチタスクについてお話した続きになります。
脳の切り替えがうまくできるかできないかが、マルチタスクの得意不得意に関係していて、とくにADHDやASDなど発達障害の人は苦手な傾向があります。
ADHDの主な特徴は、不注意・衝動性・多動性です。
ADHDの特性がマルチタスクの苦手につながる理由は、次のとおりです。
『不注意』
●物事を整理したり優先順位をつけるのが苦手
●興味がないことに取り組むのが苦手で先延ばして忘れてしまう
『衝動性』『多動性』
●何かをしている途中で別の情報が入ったり、別のことを思いついたりすると気をとられてしまう
●じっとできず集中できない
ASDの主な特徴は、想像力・社会性・対人関係の困難です。
ASDの特性がマルチタスクの苦手につながる理由は、次のとおりです。
『想像力』
●急な予定変更が苦手で、内容がかわったり別のタスクが増えるとパニックになってしまう
●こだわりが強く、手順通りに終わらなければ次のことに進めない
『社会性』『対人関係』
●空気を読むことが苦手で、相手が求めていることに気づかない
以上があげられますが、
発達障害の特性によって二つのことを同時にできない人でも、タスク管理と周囲の人のサポートがあれば、解決につながります。
周囲の人ができることの例としては、
●伝えたいことは1度に1つにする
●伝えたいことが複数ある時は紙に書いて渡す
●話しかける時はテレビなど周りの音を消す
●本人が何かをしている時はなるべく話しかけない
伝え方の工夫をするだけで指示が理解しやすくなり、集中しやすくなります。
LUMO(ルーモ)西宮江上校では、こういった特性のあるお子様には、
「今からこの運動をするよ」「終わったら次はこの運動だよ」と順序を示してあげたり、その日の運動内容を紙に書いて一緒に確認しながら運動を行っています。
その子が楽しく運動に集中できるように、困りごとを減らすことにつながる手助けができたらなと日々、工夫をして運動を行っています。
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マルチタスク(続き)
教室の毎日
23/07/16 14:15