こんにちは。
LUMO(ルーモ)西宮江上校です。
本日のブログでは多元的無知についてお話していきたいと思います。
多元的無知とは社会心理学者のオルポートF.Hが使用した言葉です。
これは集団内で取られるある行動について、自分は賛成していないにもかかわらず「きっと他の人たちはそうした行動に賛成しているのだろう」と、その集団内の多くの人が思い込む状態を表します。
例えば大きな災害があり、飲み会やお花見などを一切自粛しようというムードが国全体に拡がっている時、自分自身は「ちょっとやり過ぎで過剰反応ではないか」と反対意見を持ったとしても、「きっと周りの人は自粛するのが当然だと考え納得しているに違いない」と思い込むような場合が当てはまります。
多元的無知は、傍観者効果が生じる理由の1つともされています。
多くの人が行き交う道路で事故が起きた時に、誰も救急車を呼ぼうとしないという状況が生じたとします。
この時、行動を起こさない人たちそれぞれが、本当に救急車まで呼ぶ必要があるか確信が持てず、大騒ぎをしたのに実は大したことがなかったら恥をかくと思って行動を起こさないでいると、誰も行動を起こさないのでやはり大した事故ではないのだろうとその場の全員が解釈し出すということが起こる場合があります。
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多元的無知とは
教室の毎日
23/10/07 14:27