マイスペ×スパークは、運動とやりとりによって脳と心の発達を促す療育ですが、
具体的に運動とやりとりは
どんな風に効果をもたらすのでしょうか?
まず、多動性や衝動性(ADHD)などの傾向があるお子さんは
その特性によって常に刺激に満たされにくく
体を動かした方がその刺激を満たして
落ち着きやすいという事がわかっています。
そのためマイスペ×スパークでは
療育の最初に激しく走り回ったりすることも多いです。
また、運動をすると、
思考や感情に関わる大切な神経伝達物質が多く分泌されます。
それが、
ドーパミン、セロトニン、オキシトシンです。
ドーパミンは、
幸福物質とも呼ばれる脳内ホルモンで、
やる気や集中力を生み出す効果があります。
ドーパミンの生成には有酸素運動がいいと言われています。
また、誰かに認められたり褒められたりすることでも、
ドーパミンがより多く分泌されることも分かっています。
私たちが行なっている
一緒に体を動かしながらたくさん褒める
という療育は、ドーパミンの生成に大きな効果があるのです。
セロトニンは、
感情や気分のコントロールに必要な物質で、
ドーパミンと同じように運動によって活性化します。
セロトニンが作られることで、
人は感情のコントロールができ、
安定した気持ちで過ごすことができます。
セロトニンの分泌に効果があるのは運動だけではありません。
人との触れ合いや感情の動きによっても、セロトニンは増えます。
様々な人と触れ合い、
喜怒哀楽心が動く経験をすることで
セロトニン神経は活性化するのです。
マイスペ×スパークでは、感情表現の豊かな療育士が、
お子さんの心を引っ張りながらたくさん関わり感情に働きかけていくので、
セロトニンの分泌も期待できます。
他にも、愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンの分泌にも、
マイスペ×スパークの療育は適しています。
この物質は、
ハグなどの触れ合いで嬉しい爆笑心地良い照れと感じた時に多く分泌され、
ストレスを軽減し、人と関わる社会的行動への不安を減らしたり、
人への信頼感が増すなど様々な効果があるとされています。
毎日思い切り体を動かすのは難しいですが、マイスペ×スパークに来てくださった時や少し時間のある時に、思い切り体を動かしてもらえればと思います!
04.発達に必要な3つの物質とは?
マイスペ×スパークBlog
21/10/01 19:25