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自分の気持ち。相手の気持ち。

今日、AちゃんとBちゃんが一緒に遊んでいました。 Bちゃんが使っていたおもちゃを、Aちゃんが急に取ってしまいました。 「かえして!」とBちゃん。 その声に、Aちゃんも「やだ!」と怒った顔をしていました。 きっと、ただ一緒に遊びたかっただけなのだと思います。 でも、うまく言葉にできず、怒る形で気持ちが出てしまった。 僕はまず、Aちゃんの気持ちに共感しました。 「一緒に遊びたかったんだよね。楽しそうだったもんね。」と伝えました。 Aちゃんにとって、自分の気持ちを分かってくれる味方がいることが、少し安心につながったように見えました。 そのうえで、Bちゃんの気持ちにも目を向けました。 「でもBちゃんも、遊んでいたから、急に取られたらびっくりしちゃったよね。」と続けました。 僕がBちゃんの意見にも納得した姿を見て、 Aちゃんも自然とBちゃんの気持ちを受け止めることができました。 そして、少し時間をおいて、 Aちゃんの方から「あとで貸して」と伝えることができました。 子どもたちが自分の気持ちを守りながら、相手の気持ちにも寄り添う。 そんなきっかけを一緒に作れたことが、とても嬉しかったです。

療育士日記
25/05/06 18:33 公開

30.苦手意識が強い、失敗することが怖い

Bちゃん 4歳 女の子 特徴:運動への苦手意識が強い、失敗することが怖い 今回のポイントは、 ①楽しそう!だからやってみる ②とにかく応援する、褒める!出来たらめっちゃ喜ぶ! ③自信がつけばまた挑戦できる です! 前回紹介した笑顔が可愛いBちゃん。 実は、過去の失敗体験を思い出してしまい、新しいことや、運動に対して失敗することが怖くてなかなか挑戦することができません。 ある日、平均台を渡って遊ぼうとなったときです。 ①楽しそう!だからやってみる 失敗する恐怖から参加することができず、 「やだ!」 と拒否していましたが、 僕たちが全力で楽しんでいる姿を見て 「やってみる!」 と挑戦してくれました。 ②とにかく応援する、褒める!出来たらめっちゃ喜ぶ! 前向きに挑戦してくれたBちゃんをとにかく応援します。 大声で100%の感情で応援して、 失敗しても 「いま片足で着地しててすごかった!」 と本人も気づいていないポイントを見つけて褒めます。 そして成功した時にはBちゃん以上に喜んで、 ハグしてハイタッチして、 嬉しいという気持ちを共有します。 ③自信がつけばまた挑戦できる 自分を全て受け入れてくれる安心できる環境での成功体験は大きな自信に繋がります。 半年前までは幼稚園での鉄棒の時間が嫌で嫌で泣いていたBちゃんも、 今では果敢に鉄棒にぶら下がろうと挑戦していると素敵な報告をいただきました。 苦手なこと、過去に失敗したことに挑戦するのは 誰だって怖くなってしまい、避けてしまいがちです。 でも自信をつけられれば何度だって挑戦できます。 その為に僕らプロがいます!どうぞお任せください! 同じような悩みを抱えている親御様、一度お越しください。

療育士日記
22/12/23 20:57 公開

29.お友達に意地悪をしてしまう

Bちゃん 4歳 女の子 特徴:お友達に意地悪をしてしまう 今回のポイントは ①まず良い関わり方を知る ②自信がつけば行動できる ③成功体験で更に自信がつく です。 笑顔がとても可愛いBちゃん。 お友達のことが大好きで遊びたい気持ちはあるのについつい「嫌い!」と言ってみたり、 身体を押したりして意地悪をしてしまいます。 ①まず良い関わり方を知る これはただただ今まで良い関わり方をしてこなかった、成功体験がないというだけの話です。 なので僕達が見本となり 「Bちゃんと遊ぶの楽しい」 「また会えるの楽しみにしてるよ!」 と100%の愛情を伝えて自信や自己肯定感を上げていきます。 次に ②自信がつけば行動できる これを続けることで良い関わり方を知り、 Bちゃんの中で 「自分はこのままで良いんだ」 「言われて嬉しかったことを言ってあげたい」 と相手に対してポジティブな感情が生まれ、 Bちゃん自身で行動(良い関わり方)できるようになりました。 ③成功体験で更に自信がつく 今では僕たち療育士に 「いつも遊んでくれてありがとう」 と手紙を書いてくれたり、 幼稚園でもお友達に対して意地悪をしなくなりました。 そうすることで お友達とさらに楽しく遊べる成功体験を積むことができて自信につながります。 忙しい日々の中では、ついついお子さんの目立つ悪い行動に目が行きがちです。 その為に僕らプロがいます!どうぞお任せください! 同じような悩みを抱えている親御様、一度お越しください!

療育士日記
22/12/16 20:19 公開

28.1人の世界で遊んしまう(集団遊びが苦手)

Aくん 8歳 診断名:自閉症、注意欠陥多動症 ポイントは ①お子さんの遊びに全力で参加 ②一緒に遊んでると楽しいと思い始め、もっと一緒に遊びたくなる です。 前回お話ししたAくん。 気持ちに共感して代弁することで、僕たちに対して安心感を持ち、自ら玩具を貸してくれることも増えてきました。 ですが、 依然として遊んでいる最中は自分の世界に入ってしまい、僕たちの声に反応することはありません。 ここで無理に注意を向けさせようとしたり、Aくんの遊びの邪魔をしてしまうと、せっかく築いた関係性が崩れてしまいます。 ①お子さんの遊びに全力で参加 そこで我々がやることは、Aくんの遊びに全力で参加する、です。 「Aくんの考えた遊び超楽しいじゃん!」 「よくこんな遊び思いついたね!天才!」 と、なんならAくん以上にAくんの遊びを全力で楽しみます。 何度もAくんが考えた遊びに参加し、楽しくて仕方ないことを表情や動きで表現します。 これが僕たちが大切にしている「共動・共感」です。 ②一緒に遊んでると楽しいと思い始め、もっと一緒に遊びたくなる するとAくんとしては 「そんなに褒めてくれるんだ!」 「ならこんな遊びはどう!?」 と積極的に発信してくれるようになります。 Aくんの遊びの中でAくんと同じ気持ちになって遊ぶことで、信頼関係を築いていきます。 これが1人の世界から抜けて他者と遊ぶこと。つまりは集団遊びへの第一歩となっていくのです。 ですが、忙しい日々の中では、ついつい行動を強制するような言葉をかけてしまいがちです。 その為に僕らプロがいます!どうぞお任せください! 同じような悩みを抱えている親御様、一度お越しください。

療育士日記
22/12/13 21:12 公開
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