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31.勝ちに対するこだわりが強く、負けを認めない

療育士日記
Sくん
7歳 男の子
特性:勝ちに対するこだわりが強く、負けを認めない

ポイントは
①まずはストレス緩和(有酸素運動、思い切り遊ぶ)
②勝ち負けではなく、過程を楽しむ
③引き分けでも成功体験
です!


対決する遊びがとても大好きなSくん。
でも一方で勝つことにこだわりが強く、
なかなか負けを認めることができません。
学校やお友達との関わりで、
大人は気づかないところで色んな勝ち負けを経験しているから
ストレスもパンパンです。


①まずはストレス緩和
Sくんは戦いごっこが大好きなので、勝ち負けなんて気にせず、
力の加減も気にせず、思いっきり遊びます。
最初はストレスでパンパンになっていましたが、
汗をかいて遊んでいるうちに表情も明るくなってきます。
この段階ではSくんが最強ルールなので、療育士は勝てません。


②勝ち負けではなく、過程を楽しむ
ストレス値が下がって気分も上がってきたら、
遊びにユーモアを加えます。
Sくんも予想外のことをして、
勝ち負けよりも遊びの中身を楽しんでもらいます。
この段階ではSくんが勝ち続けていますが、
それよりも遊び自体が楽しいので、
早く次の勝負をしたくなっています。
まだSくん最強ですが、
多少負けそうになっても楽しそうなままです。


③引き分けでも成功体験
遊ぶこと自体が楽しくなって
勝ち負けなんてどうでもよくなってきたSくんから
「今の(勝負)は引き分けです!」
と言ってくれました。
これだけでも大きな成功体験です。
最強の座を少しだけ譲ってくれました。
ずっと勝ちだったSくんが勝ちじゃなくてもいいと
自ら思ってくれました。

こんな経験を何日も何か月も繰り返すことで、
ようやく負けてもいいと思えるようになります。


ですが、集団活動の場や兄弟関係では、
なかなか難しいのが現実です。。
その為に僕らプロがいます!どうぞお任せください!

同じような悩みを抱えている親御様、一度お越しください。

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