児童発達支援事業所

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28.1人の世界で遊んしまう(集団遊びが苦手)

療育士日記
Aくん 8歳
診断名:自閉症、注意欠陥多動症

ポイントは
①お子さんの遊びに全力で参加
②一緒に遊んでると楽しいと思い始め、もっと一緒に遊びたくなる
です。


前回お話ししたAくん。
気持ちに共感して代弁することで、僕たちに対して安心感を持ち、自ら玩具を貸してくれることも増えてきました。


ですが、
依然として遊んでいる最中は自分の世界に入ってしまい、僕たちの声に反応することはありません。

ここで無理に注意を向けさせようとしたり、Aくんの遊びの邪魔をしてしまうと、せっかく築いた関係性が崩れてしまいます。


①お子さんの遊びに全力で参加
そこで我々がやることは、Aくんの遊びに全力で参加する、です。

「Aくんの考えた遊び超楽しいじゃん!」
「よくこんな遊び思いついたね!天才!」

と、なんならAくん以上にAくんの遊びを全力で楽しみます。

何度もAくんが考えた遊びに参加し、楽しくて仕方ないことを表情や動きで表現します。

これが僕たちが大切にしている「共動・共感」です。


②一緒に遊んでると楽しいと思い始め、もっと一緒に遊びたくなる
するとAくんとしては

「そんなに褒めてくれるんだ!」
「ならこんな遊びはどう!?」

と積極的に発信してくれるようになります。

Aくんの遊びの中でAくんと同じ気持ちになって遊ぶことで、信頼関係を築いていきます。


これが1人の世界から抜けて他者と遊ぶこと。つまりは集団遊びへの第一歩となっていくのです。


ですが、忙しい日々の中では、ついつい行動を強制するような言葉をかけてしまいがちです。
その為に僕らプロがいます!どうぞお任せください!

同じような悩みを抱えている親御様、一度お越しください。

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