脳にたくさんの刺激を与えてくれて、発達を促すもの。
それは、周りの豊かな環境です。
たとえば、外の自然環境。
森の中をのんびり散歩するだけでも、
血圧や循環器系など免疫系に良い効果があると
科学的にも実証されています。
運動も、室内のランニングマシンで走るより、
外でする方がより多くの神経伝達物質が分泌され、
脳細胞もたくさん作られます。
ではどうして室内より外のほうがいいのでしょうか?
それは、外ではあちこちに気を配らないといけないからです。
外には芝生や土、でこぼこ道など色んな地面があって、
自然と足元に注意しますよね。
転ばないよう足元に注意したり、
葉っぱがこすれる音や水の流れる音、虫や鳥などの動物を見たり聞いたり…
手や足、耳や目など
色々な感覚から入るたくさんの刺激を受け取る時というのは、
脳がたくさん働いているのです。
脳は使えば使うほど刺激を受けて発達します。
外でたくさんの感覚刺激を受けている状態で運動をすると、
効果はもっと高まります。
さて。
マイスペ×スパークでの普段の療育は、基本的に室内となります。
室内だと、効果ないんじゃないの…?
という疑問も生まれるかもしれません。
実は、マイスペ×スパークにも、
とても豊かな環境があるのです。
それは、私たち療育士です。
療育士たちはお子さんと同じように、もしかしたらお子さん以上に、
やんちゃでユーモアセンスたっぷり、そして野生的です。
面白おかしく動き回り、
声のトーン、表情、動きを豊かに表現しながらお子さんと関わる療育士は、
お子さんにリアルな感覚刺激をたくさん与えます。
室内も、色んな色や形、大きさの模様やおもちゃが部屋のあちこちにあり、
こちらも実はお子さんの感覚を刺激するような環境を作ってあるのです。
ひょうきんで少し野生的な療育士と豊かな関わりをすることで、
子どもたちに外と同じようにたくさんの刺激を受けてもらいながら、
集中力を保ったまま楽しく体を動かす中で発達を促しています。
一緒に遊ぶ時、ほんの少しだけ声のトーンやテンションを普段以上に意識してみていただけると、
お子さんの脳にはいつもよりもっとたくさん刺激が加わります。
ぜひ意識してみてください!
08.豊かな環境が発達を促す
マイスペ×スパークBlog
21/11/01 16:04