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13.ふれあい遊びが発達に与える効果

マイスペ×スパークBlog
「この子は人や物にぶつかることが多いなぁ…」

「着替えがなかなか一人で出来るようにならない…」

「この子は私のことを認識しているのかな…」


お子さんとの関わりの中で、どれかひとつでも感じたことはありますか?

実はこれらには、全てに共通する要因があるのです。


マイスペ×スパークでは、こうした難しさを抱えるお子さんの療育にラフタンプレイを特に積極的に取り入れています。

耳馴染みのない言葉だと思いますが、
手遊びやくすぐり遊び、だっこなど、おそらくご家庭でもやったことがあるようなふれあい遊びのことです。

少し年齢の高いお子さんであれば、
押し合いっこやじゃれつき程度の取っ組み合いなどの遊びもここに当てはまります。


・人やものにぶつかる
・こちらに意識が向かない、気付いていない
・一人での着替えが苦手

といったことは共通して、お子さんの中で
ボディーイメージの弱さ、未熟さ、
そして
他者への認識の薄さ、
ということが要因として挙げられます。

そしてその二つには、
実はラフタンプレイがとても効果的なのです。


まず、ボディーイメージが弱いお子さん。

ボディーイメージが弱いと、自分の体の大きさ、動かし方、周りとの距離感を認識しにくく、
その結果人やものにぶつかりやすくなったり、
服の袖に腕を通すなどの細かい動作も難しくなります。

ボディーイメージなどの運動能力関連の機能を向上させていく上で大切な感覚は、
体性感覚、前庭感覚、視覚です。

こうした"感覚"については、後日詳しい記事を書きたいと思います。


さて、ラフタンプレイを通してお子さんは、
他者に触る・触られる、抱きしめる、抱きしめられる
などの感覚をたくさん感じ取ります。

その経験が、先ほど挙げた3つの感覚に働きかけて
ボディーイメージを作る手助けをしてくれるのです。


二つめの、
他者への認識の薄さ。

これにもラフタンプレイがとても有効です。

人と密接に触れ合う経験をたくさんすることで、
自分が今関わり遊んでいるのはおもちゃや物ではなく
「人間」だということを意識できるようになります。

相手を意識して関わるようになることで、他者を認識したり、
周りの人を気にしたり興味を持つようになっていきます。


また、抱っこやハグのようなラフタンプレイは、
ストレスを和らげたり、
信頼感の増幅やリラックス効果のあるオキシトシンという物質を分泌します。

お子さんのストレスを緩和したり信頼関係を作るという意味でも、
ラフタンプレイ、ふれあい遊びはとても重要な役割を担っています。


そのためマイスペ×スパークでは、
どのお子さんにも積極的にラフタンプレイを取り入れ、
体全体でお子さんと触れ合いながら関わっています。


是非ご家庭でもたくさんたくさんふれあい遊びをしてみてください!

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