こんにちは、てらぴぁぽけっと越谷大袋教室です。
皆さん、7月7日というと何を思い浮かべますか?
多くの方は「七夕」を思い浮かべられるかと思います。
日本では平安時代から続くお祭り行事で、毎年7月7日の夜に願い事を書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるし、星にお願いをする風習がいまも残っています。
子供の頃に「ささの葉さ〜らさら〜」と歌った記憶のある方も多いのではないでしょうか。
ちなみに「7月7日はそうめんの日」という習慣もあるそうですが、ご存じですか?
これも七夕にちなんだもので、平安時代の書物に「七夕の日にそうめんを食べると大病にかからない」と書かれており、宮中では7月7日にそうめんを食べていた習慣が一般化したものだそうです。
さて、そんな七夕の風習にちなみ、わたしたちの教室でも七夕飾りを作りました。
輪っか状の台紙に吹き流しを付け、そこにお子さんたちが思い思いに織姫さまや彦星さま、お星さまのパーツを貼り付けていきます。
お子さんによってはキラキラのシールを貼り付けたり。
色とりどりの折り紙をちぎってのりで貼り付けたり。
さまざまなオリジナルの七夕飾りが作られていきます。
これら工作は、お子さんの力を育む大切な遊びのひとつです。
工作の工程のなかでは、普段手にする機会の少ない道具や材料に触れることになります。
手触り、感触の違い、硬さや重さの感覚、温度の違いなど、指先の細かい神経をたくさん使って感覚を刺激していきます。
また、折る、切る、ちぎるなど、普段あまり行わない動きをたくさん駆使していきます。
(普段絵本を折ったり切ったりちぎったりしたら怒られてしまいますが、工作のときには怒られることなく堂々と切ったりちぎったりして遊べます!)
たとえば「折り紙をちぎる」という工程。
わたしたち大人は特に意識せずに行いますが、実は奥が深い動きです。
まずは薄い紙をつまむという動作。手全体で握る動作よりも、指と指でつまむ動きはというのは難しくなります。指の腹同士でつまむとなると、更に難易度はあがります。
薄い紙をつまむためには空間の認識力も必要です。高低や奥行きの感覚を学んでいかないと、薄い折り紙をつまむのは難しいものです。
そして、ちぎるために指先に力を入れます。紙を保持する細やかな力加減が必要です。
更に右手と左手が対象の動きをする、前後逆方向に引っ張る必要がありますが、これがなかなか難しいのです。私たち大人でも左右逆の動きをすることは難しいものですし、お子さんの成長のなかでも、左右同じ動きをするよりも違う動きをするほうが難しいものになります。
そして手と目の協調性。目で見た自分の手や腕を、折り紙をちぎるという目的のために意図して動かす。つまり視覚と動作が連携する必要があります。
このように、ただ「折り紙をちぎる」というひとつの動きだけでも、こんなにたくさんの感覚を使うんです。改めて考えると驚きですよね。
ひとつずつ練習するのはとても大変なことですが、お子さんたちは工作遊びのなかで、これらの感覚や動き、協調性を無意識に獲得していくことができます。
そう考えると、日々の工作遊びがとても素晴らしいことに思えてきませんか?
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七夕の工作
教室の毎日
23/07/08 10:27