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「叱る」「ほめる」「甘やかす」

コラム
酷暑が懐かしく思える今日この頃。
皆さん、如何お過ごしでしょうか。
日本シリーズ開催まで数日となり、ドキドキワクワクしているYELLOWです。

今日の写真は、本日のお友達の様子。
ハロウィンにちなんだ“オバケ釣り”やスタッフ手作りの“ちいかわ阪急電車”など、みんな一緒の時間と、それぞれ個人の時間を堪能していましたよ。

さて、今日は前回私が担当した記事でご紹介し始めた『お母さんにしかできない子供の隠れた才能の伸ばし方』という本の中から、またご紹介したいと思います。

*****

「叱る」ことが「しつけ」だと考えている人もいますが、これは大きな間違いです。
しつけというのは、子どもが将来一人で生きていくことができるように、自分で考えたり、判断したり、行動したりすることができるようアドバイスすることです。
そのための手段として、必要な場合に適切な方法で「叱る」のです。
叱ることは、親子にとって大切なコミュニケーションです。
叱られず、我慢することを覚えずに育った子は自主性が育ちません。
また、本気で叱られたことのない子は親の愛情が感じられなくなります。(略)

子どもの状況や行動を評価して伝える。それが「ほめる」ということです。(略)
いっぽう行動を評価しているわけでもないのに、何でもかんでもやりたいようにやらせてしまう。 それが 「甘やかし」です。(略)

*****

「叱る」と「怒る」の違いって、おわかりでしょうか。
「叱る」というのは、相手の成長を促すように教え諭すこと。感情的ではありません。
一方「怒る」というのは、こちら側のイライラや怒りなどの感情を相手にぶつけること。
つまり、相手のためにするのが「叱る」、自分のためにするのが「怒る」とも言えますよね。
子どもが真の自立を獲得できるよう、著者の言うように、必要な場合に適切な方法で叱るようにしたいものです。

著者は、次のようにも語っています。

*****

子どもをほめるときに注意したいのは、「大人数の人が良いというから良い」という判断を親がしないことです。
5年前、10年前の常識はいま現在には非常識になっていることもあります 。
そんな考えを子どもに染みつかせてしまっては、未来に羽ばたいていけません 。
「一般的に評価すべきこと」ではなく、自分が感じた評価で子どもをほめてください。

*****

本当に、その通りだと思います。
いずれ変わってしまうかもしれない現在の「世間の価値観」「一般的」「常識」をもとに「良い」「悪い」を判断するのではなく、親自身の感覚でお子さんをほめてあげてください。

「これをほめるなんて、世間の感覚とすごくズレてるよね~。フフフ…」と心で笑いながらでもいいんです。
自分の感覚に自信を持って、しっかりほめてあげてください。

子どもたちは、世界一、宇宙一、お母さん・お父さんが大好きなんです。
お気に入りの先生にほめられたとき、子どもたちはとっても嬉しいし、自信もつきます。
でも、大好きなお母さん、お父さんにほめられたときには、その何百倍、何千倍、何万倍も嬉しいし、強固な自信がつくのです。
だからどうぞ全力で、お子さんたちをほめてあげてください。
但し、結果ではなく、努力していた過程の姿を具体的にほめる、というのがオススメです。
結果はどうあれ、頑張っている自分の姿を親が見てくれている、そして認めてくれているというのは、子どもたちが今後色んなことにチャレンジするためのしっかりした土台になりますよ。

今日の担当は、YELLOWでした。
(*>∀<)ノ))またねー

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