今週、YELLOWはお休みを頂いて、10年以上ぶりの旅行をしてきました。
行った先は、とある山間の集落。30軒ほどのご家族が暮らしておられます。
写真は、その村を流れている川の水。綺麗でしょ?
(❁´◡`❁)*✲゚*
昨日の早朝は霧が出ており幻想的な風景の中を散策したのですが、手袋をしていても指の先が痺れるほどの寒さ。
ところが、午前10時を回ると、早朝と同じ服装での散策は汗をかくほどで、寒暖の差の激しさに驚きました。
さて、宿を予約するのにネットで色々な情報を探ったわけですが、今回お世話になった宿のHPを拝見した際、「これはひょっとして…」とある程度は予想していたので驚きはしなかったのですが、案の定、ご夫婦揃って発達障がいの特性を持っておられました。
とはいえ、ご自身にその自覚があるわけではなく、あくまでも私がこれまで大人の発達障がいのことを学び、接してきたからこそ「わかる」ことなのですが…。
詳細を書くことはできませんが、ご夫婦共に(特に御主人が)外国語に堪能で、日本人はもとより、海外からのゲストもたくさん利用されるお宿。
また、ご夫婦ともに宿の運営以外にも色んな仕事をされながら、お子様を育てておられます。
地元でも有名な人気宿なのですが、その実態は、日本人が一般的に考える「宿」からはひどくかけ離れているものでした。
(A; ´・ω・)フキフキ
正直、ツッコミどころ満載のお宿ではあったのですが、私に前もって覚悟ができていたことと発達障がいの知識が豊富だったこともあり、楽しく過ごしてしまいました!
(♡´艸`)ウフフ♡
お二人は共に、自分の得手不得手をしっかり認識しておられ、特性のある人同士のご夫婦ということもあるのでしょうか、10年以上家族としてうまくやっておられます。
実は到着した日、ご主人が体調不良で寝込んでおられ、5歳のお子さんは高熱(インフルでもコロナでもなかったので、ご安心ください)を出しておられたんです。
もうすぐ1歳になるお子さんを背負ってワンオペで頑張っている奥さんを見ると放っておくことができず、まるで「助っ人登場!」のごとく、ご家族の食器を洗ったり、一緒に料理をしたり、お子さんたちの面倒を見たりと、まるで家族のように過ごしました。
(ツッコミたいところは山盛りありましたが、それは置いておいて…)
もちろん私はゲストなので、当初予約した金額を支払いましたよ。
サービスを受けに行ったはずが、サービスして帰って来たかも…。
σ( ̄∇ ̄; )
でも、これまで気になっていた「発達障がいの方同士が結婚した家庭の実情」「子育てのやり方」「生計の立て方」など、中に入ったからこそ知ることができたことがたくさんあり、とても参考になりました。
こちらのご家族は移住者ですし、特性のことも加味されて、地元の方たちからは「僕らとは違うから…」と少し奇異な目で見られておられるのですが、当のご本人たちはどこ吹く風。
マイペースで自分達らしく生計を立てながら、地元のためにもしっかり貢献しておられます。(実際、たくさんのリーダー役を担っておられます)
そんなお二人を間近で見ながら、YELLOWは思いました。
「特性を持っていても、自分で自分の性格や能力をきちんと認識でき、一般的な人たちよりも抜きんでた才能を活かした仕事(雇用されてもされなくても)をすることで、日々生活できていれば、それで十分なのではないか」と。
特性があるとかないとか、周りからどう見られるかなど、そんなことは正直どうでもよく、“当事者が自分で「いきるちから」を発揮しながら生きていく(生計を立てる)ことができるようになる”こと。
これこそ、最終目標なのではないかと。
今、私が関わらせて頂いている子どもたちが将来、今回出会ったご夫婦のように「自分らしさ」を活かし、無駄なストレスを抱えることなく生活できるようになってくれたらいいな~と思いながら、大阪に戻ってきたYELLOWなのでした。
では〜(*´∇`)ノシ
こういうのも、アリだな~
コラム
23/11/16 19:38