みなさんこんにちは、いきちかレンジャー藍です!
久々の二日続けての登場です!
さて、お話しするのは先週行ったSSTのときに
この話書きたいな~というのがあったのですが
機会が絶妙に恵まれなかったのでその話をしたいと思います。
それは、優しさは誰のための物か、というお話です。
みなさんは、ハチやアリなどを見て不思議に思ったことはありませんか?
なぜ、自分で繁殖行動をせずに女王となる個体に任せるのかと。
生物的には自分の子孫を残したいハズ……。
実はこの答えとなるものに利己的な遺伝子という考え方があります。
詳細は省きますが、実は女王バチなどに繁殖を託す方が
自分の遺伝子を多く残せるという事実があるのです。
このことからですが、一見誰かのための行動、
それは自分のためなのでは、ということを考えました。
たとえば――
人に親切にすることで仲間ができる。
信頼されて協力を得やすくなる。
感謝されて嬉しい気持ちになる。
もちろん、返報性の理論みたいなものもあるのですが。
こういった「良いこと」が、自分に返ってくるから、
人に優しくするといいんだよ、これってすごくわかりやすいと思うんですよね。
なんで、優しくしなきゃいけないの? なんで意地悪しちゃいけないの?
そう聞かれたときに、自分がされたらいやでしょ?
と返すことも多くあります。
ですが、例えば年齢が中学年、高学年とあがっていって
中学生ぐらいになるとそれでは納得をしないこともあると思います。
そんなときに、なぜ人に優しくするといいのか
そこを他者のために、ではなく自分のために、と置き換えると
納得することもあると思います。
と、生物学的な観点から優しさについての話を考えてみました。
やっぱり、他者の立場に立って考えるって難しいことも多くあります。
そんなときに、自分が有利だから
自分のために行うんだ、そう伝えることでひとまずの納得は出来る、
なんでも!ではなくて
キチンと理屈を背景にもって
お話できることが大切なのかな~と私は思っております。
そうした方が自信を持って言えますしね。
人に優しくするのは誰のため?
コラム
25/07/15 10:04
