サマーシーズン到来!!!
ユリシス・キッズでは毎年夏休みにお出かけイベントを企画しております。
一昨年は水族館、去年はトランポリンパーク、そして今年はぁ~~……???
「名 古 屋 市 科 学 館」!!!
もひとつおまけに現地までの移動は「地 下 鉄」(希望者のみ)!!!!!
いやぁ~~……。
本当に軽~~い気持ちで、「科学館なら地下鉄使えるかな?スタッフ多めにしとけばやれん事はないか?」くらいのノリで発案してみたらまさかの大反響で驚いています。
本当にまさかまさかです。
とは言え、色々と考えなければならない事も多いなとも思う訳です。
今回はちょっと危機管理とその対応のお話し。
早速ですが、地下鉄でのお出かけの際に考えられる危険とはなんでしょう?
まず「脱走」、あるいは「迷子」、「誘拐」なんてのもあるかもしれません。
本人が意図する、しないに関わらず大人と逸れる可能性は常に考えねばなりません。
対処法としては大人がしっかり手を繋ぐ、もしくは子ども同士で手を繋ぐなどで対応出来るかと思います。
先頭と殿をスタッフにする事で脇道に逸れた子にいち早く対応する事も出来ます。
月並みな台詞ですが、「知らない大人についていかない」と言うのも改めて伝えるのも効果的ですね。
次に、あまりあって欲しくはないですが「線路への侵入」でしょうか。
この仕事をしていると(前提として「大事には至らないまでも」ですが)結構聞く事案です。
特に移動支援なんかで良くあると聞いています。
正直な話しですが、子どもが線路に向かって不意に走り出したとして、それを常に100%完璧に止めると言うのはかなり難しいと思います。
もちろん気概としては止めるつもりですし、他のスタッフも同じ思いです。
ただやはり人間である以上、集中が解ける瞬間が出てくる……。
前述の事案が発生したタイミングと言うのはまさにこの時だったのかなと思います。
これは私のイメージなのでわかりにくかったらすいません。
この「線路への侵入」を一つの遊びに例えてみると……。
何の対策もせずにお互いフラットな状態から、子ども側は「線路まで到達する」事がゴール、大人側は「それを防ぐ」事で勝利する、ケイドロのような物として見た場合、大人側が圧倒的に不利です。
スタートの権利は子どもだけが有しており、大人はスタートの時点から後手に回るのが確定しています。
それでいて子ども側はどう言う経路を用いてもとにかくゴールに付いたら勝ち、大人は子どもの先読みをして捕まえなければならない。
勝てる気しますか?私はしません。
どんなに甘く見積もっても勝率5割もないくらいかなと思ってます。
これが前述の止めるのは難しいと言った所以です。
ケイドロじゃ到底勝ち目がない。
なら種目を変えちゃいましょう。
大人が子どもと線路の間に立って、自分の有利を作っちゃいましょう。
そうすればケイドロだった遊びも、サッカーのPKに早変わり。
子どもは線路と言うゴールに向かって自分と言うボールをなんとか押し込めば勝ち、大人はそれを防ぐだけ。
しかも本当のPKは相手の動きを予測して先に跳ぶ必要がありますが、こちらは見てからで十分対応可能。
何故なら大人の一歩は子どもの一歩よりも遥かに大きく、子どもは動いた大人より更に大きく動く必要があるから。
これなら10割とは言わないまでも、9分9厘勝ちを拾えます。
より距離をとる事で更に余裕が生まれます。
最後は地下鉄とはちょっと違う、注意喚起ですが「熱中症」ですね。
敵は天候にあり。
今日に至るまで耳が痛くなるほど聞いてきた事だとは思いますが改めて……。
・適度な水分、塩分補給と休憩
・帽子などの着用
・可能な限りの日陰移動
・軽装の促し
他にも色々ありますし、今なら熱中症対策グッズも多数販売されています。
事前に打てる手だけでも沢山あります。
そして支援員として最も大切な事として、
・子どもの表情を確認する
と言うのを挙げておきます。
本質としてはただ顔を見ろと言う事ではなく、不調のサインを見逃さないようにと言う事です。
顔を見て予兆や状態を判断出来るように普段からしっかり子ども達と関わっておきましょうという、至極当然のお話し。
なんにせよ、これから夏休みに向けて少々忙しくなってきます。
皆さまも是非暑さに負けないようにほどほどに頑張ってください。
それではまた次回。
いやさかいやさか。
一つの命を救うのは、無限の未来を救うこと♬
教室の毎日
25/07/07 10:59