児童発達支援事業所

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色々考えるけど、結局答えはシンプルだよね、ってお話し

運動療育と言う物に携わり、早5年。
日々、考えさせられる毎日です。


今回はマット運動の話しをさせていただきます。


このユリシス・キッズで過ごす5年の中で気付いた事として、お子様の中には「頭が下に来るのを極端に嫌がる」子が一定数いると言う物があります。

要するに前回りや後ろ回りの際にパニックになったり、動けなくなる子です。

怖いんでしょうね、危ないと思うんでしょうね。
わかりますわかります。
そう言った子をたくさん見てきましたから。



もちろんこちらも危険がないようにしっかり補助はしているのですが、じゃあそれをお子様が信じて身を委ねられるかって言うとそれとこれは別問題ですよね。



言葉で「大丈夫だよ、信じてね」とどれだけ言っても、恐怖が勝ってパニックになっていては届きはしません。
指示通りの動きなんて望むべくもない。
固まってくれるだけなら対応も楽なんですが、大体、どうにか体勢を変えようと動いちゃう。



じゃ、どうしましょう?どうやって信じてもらいましょう?


普段の生活の中で「この人の言う事なら大丈夫」となるまで信頼関係を積み重ねる、しかないのかなぁと思います。

そこまでは怖がって出来ない事を受容して、本人が安心出来るまでひたすら待つしかないでしょうね。



悠長に見えますか?

意外とそんな事ないんですよ。
一度でも回れたら、「これは安全なモノなんだ」と頭と体が理解します。
そうなるとそれ以降の強張りはほぼ消えます。

だってもう安全だとわかったんですから。


ここに関しては理屈と言うより5年間「見てきた側」の経験ですので断言できます。
「一度やれたら、それ以降もやれる」。間違いありません。


で、一度出来たら後は応用なんです。
その他の不調で渋る事はあっても、「怖い」とは言わなくなります。


ただ、一つ。
それを無理やりさせてしまうのはNGです。
それは「出来た」のではなく「させられた」だけの話しで、「怖い」と言う印象がお子様の中で払拭されていない訳です。
その状態を続けていけば当然、運動が嫌になり前回りどころか何もできなくなる。
それじゃあ、いけませんね。

やはり単純な運動一つ取っても、お子様に寄り添わなければ始まりません。

そしてユリシス・キッズはお子様に寄り添った関係性作りを重視しております。
共に楽しく日々成長を目指しております。
是非一度、ご見学にいらして下さい。


それではまた次回。
いやさかいやさ~。

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