療育の現場に携わるようになって、早いもので12年~が経過いたしました。
自身のつたない経験の中でも、少し分かってきた事柄があります。それは発達障害などを抱える児童であっても、必ず子どもたちは成長するという事です。
定型発達と言われる児童達との間における「成長の速度」という意味では遅れをとる場合も少なからずあるでしょう。しかし、その子なりの成長が必ずあり、実際に療育の現場に携わって感じる事は「以前は出来なかった事柄が、出来る様になっている」その瞬間に出会えた時、確実に成長を遂げている事例を幾度となく見て参りました。
一方、人として児童と対峙した時に感じる「違い」とはいったい何なのでしょうか?
発達障害は目に見えない障害であるがゆえに、周囲からの理解や配慮を得にくく、誤解されやすい側面があるのです。
キーポイントとなるのは「生きづらさ」や「困り感」を抱えているか否か。
発達障害による生きづらさは環境に依存します。生活に支障をきたしていなければ問題でないし診断されない、つまり【発達障害ではない=個性の延長】ということに置き換えて考える事が出来ます。
ブロッサムジュニア富士見鶴瀬教室では様々な「療育プログラム」を企画・構成・展開しております。SST【ソーシャルスキルトレーニング】やPA【プロジェクトアドベンチャー】等の要素も考慮した【訓練の場】を提供し、専門職員・保育士・児童指導員、スタッフともども「子どもたちの明るい未来」を一緒に創造するべく頑張っています。今後ともよろしくお願いいたします。
ally&Co株式会社
ブロッサムジュニア富士見鶴瀬教室
所 長 / 児童発達支援管理責任者 中村洋之
【参考文献・引用】
・LITALICO発達ナビ インクルーシブ教育とは?考え方や背景、具体的な取組み、課題点について【専門家監修】
・障害者.com 「発達障害は個性か否か」
「個性の延長か、障害特性か」
所長のつぶやき
25/01/16 13:48