こんにちは🌞
育 海老江教室です🎈
小学校教育に対応できる基礎力は、分析・総合する思考にあると考えています。就学に向けたトレーニングでは、絵本読み聞かせ、分析・総合課題を中心に行っています。
小学校での教科教育の基礎となる考え方に分析・総合する思考があります。遠山(1972)は、分析・総合する思考について、幼児期の子どもが意図的に教育をなされなくても、自然のうちに獲得できるようなものの中にあるとしています。分析とは分けることであり、総合とはつなぎ合わせることとし、分析・総合の思考が正しくはたらけば、いくつかの概念を組み合わせて新しいより高次な概念をつくりだしていくのもたやすく進むとしています。言語発達において、就学前には、しりとり、可逆文の表出が可能になるとされています。しりとりは単語について、ひとつのまとまりでなく、音に分解できる上でまとまっていることの理解が前提の遊びです。可逆文とは、「犬がりんごを食べる」のように、犬がどの位置にあっても主語となる非可逆文とは異なり、「犬がうさぎを洗う」「うさぎを犬が洗う」のように、主語が文の位置や助詞によって変化する文をいいます。可逆文では、文が要素に分かれていることを前提としています。これらのことから、小学校での教科教育の基礎となる考え方として、分析・総合する思考があると考えます。
トレーニングでは、絵本読み聞かせを中心にして、象徴機能の拡大を図った上で、色・形での分析・総合課題を行っていきます。冒頭の図について、一般的には、「赤の三角」「青の丸」と表現できます。細部を見て、色に注目すると「赤」「青」、形に注目すると「三角」「丸」と表現できます。このように考えると、「赤の三角」「青の丸」は、色+形の組み合わせです。逆に、形+色にすれば、「三角の赤」「丸の青」と表現できます。トレーニングでは、色、形に分けた上で、色+形、形+色の組み合わせを行います。この作業を行うには、色・形を理解していることが前提ですが、複雑な作業のため、ある程度の作業スペース(ワーキングメモリ)が必要です。これらのことから、トレーニングでは、絵本読み聞かせでの見立て遊びをとおして、象徴機能であることばのテーブルを広げた上で、分ける、まとめるの分析総合課題を行っていきます。
以上から、小学校教育に対応できる基礎力は、分析・総合する思考にあると考え、トレーニングでは、絵本読み聞かせから、色・形での組み合わせの分析・総合課題につなげる視点で行っています。
*引用文献
遠山 啓(1972)歩きはじめの算数―ちえ遅れの子らの授業から―. 国土社
*参考文献
久野 泰可(2011)教科前基礎教育という考え方. こぐま会ホームページ
育 海老江教室です🎈
小学校教育に対応できる基礎力は、分析・総合する思考にあると考えています。就学に向けたトレーニングでは、絵本読み聞かせ、分析・総合課題を中心に行っています。
小学校での教科教育の基礎となる考え方に分析・総合する思考があります。遠山(1972)は、分析・総合する思考について、幼児期の子どもが意図的に教育をなされなくても、自然のうちに獲得できるようなものの中にあるとしています。分析とは分けることであり、総合とはつなぎ合わせることとし、分析・総合の思考が正しくはたらけば、いくつかの概念を組み合わせて新しいより高次な概念をつくりだしていくのもたやすく進むとしています。言語発達において、就学前には、しりとり、可逆文の表出が可能になるとされています。しりとりは単語について、ひとつのまとまりでなく、音に分解できる上でまとまっていることの理解が前提の遊びです。可逆文とは、「犬がりんごを食べる」のように、犬がどの位置にあっても主語となる非可逆文とは異なり、「犬がうさぎを洗う」「うさぎを犬が洗う」のように、主語が文の位置や助詞によって変化する文をいいます。可逆文では、文が要素に分かれていることを前提としています。これらのことから、小学校での教科教育の基礎となる考え方として、分析・総合する思考があると考えます。
トレーニングでは、絵本読み聞かせを中心にして、象徴機能の拡大を図った上で、色・形での分析・総合課題を行っていきます。冒頭の図について、一般的には、「赤の三角」「青の丸」と表現できます。細部を見て、色に注目すると「赤」「青」、形に注目すると「三角」「丸」と表現できます。このように考えると、「赤の三角」「青の丸」は、色+形の組み合わせです。逆に、形+色にすれば、「三角の赤」「丸の青」と表現できます。トレーニングでは、色、形に分けた上で、色+形、形+色の組み合わせを行います。この作業を行うには、色・形を理解していることが前提ですが、複雑な作業のため、ある程度の作業スペース(ワーキングメモリ)が必要です。これらのことから、トレーニングでは、絵本読み聞かせでの見立て遊びをとおして、象徴機能であることばのテーブルを広げた上で、分ける、まとめるの分析総合課題を行っていきます。
以上から、小学校教育に対応できる基礎力は、分析・総合する思考にあると考え、トレーニングでは、絵本読み聞かせから、色・形での組み合わせの分析・総合課題につなげる視点で行っています。
*引用文献
遠山 啓(1972)歩きはじめの算数―ちえ遅れの子らの授業から―. 国土社
*参考文献
久野 泰可(2011)教科前基礎教育という考え方. こぐま会ホームページ