こんにちは、児童発達支援ikikataです。
今日は保護者の方から、ご相談いただいた内容をお知らせします。
「お休みの日、お出かけに行くと、床にひっくりかえって全力で泣くんです…」とのことでした。
きっと「周りのお客さんにも迷惑をかけないように」や「お子さんは何が伝えたいのかな」と
いろいろ考えていただいていることが伝わってきました。
今日は『癇癪(かんしゃく)』について、お話しします。
『癇癪(かんしゃく)』があるといっても、お子さんによって泣いている理由は様々です。
お子さんが「どんな理由で泣いているのかな?」と考える、一つの機会になったらいいなと思います。
本日はいろいろ理由がある中から一つお話します。
まず大切なのは、お子さんが頭がぼーっとする状態や、生理的に不快な状態じゃないか、と確認することです。
不快な背景には、「感覚の過敏」「姿勢変化の過敏」などがあります。
たとえば、抱っこの仕方を変えることで泣き止む場合も考えられます。
また、生理的なレベルでの不快(喉の渇き、空腹、眠気…)等が伝えられず、泣いたり、大きな声を出して教えてくれているかもしれません。
そのため、服を1枚脱がせるなど、服によって体温調整をすることで泣き止むこともあります。
お子さんがなぜ泣いているのか、原因を分析することが大切です。
特に生理的な不快に関しては、「活動が嫌だから」など単純な理由であることは少ないです。
お子さんが置かれている身体的、心理的状態を確認しながら、生理的不快について調整する必要があります。
ですが、お子さんが全力で泣くエネルギーは、ものすごいですよね。
お父さん、お母さん。お子さんのことについて1度見学へ来て一緒にお話しませんか。
児童発達支援ikikataでは、繰り返し練習する、頑張って療育をするのではなく、お子さんが楽しいと感じる遊びの中で療育を行います。
1度見学へ来て、お子さんのことについて一緒にお話しませんか。
作業療法士、幼稚園・特別支援学校教諭、保育士等、さまざまな経験をしてきたスタッフがお待ちしております。
「癇癪(かんしゃく)が多くて困っています…」①
教室の毎日
23/06/04 11:54