今日は、保護者の方よりご相談をいただいたことについて、お話ししていきます。
そのお子さんは物への関心があり、目に入った物をすぐに取りにいきます。
しかし、手に持った物をすぐに手放してしまいます。
その時は、目的に向かって投げるというより、手からこぼれ落ちるような姿が観察されました。
そのため、「目で見て、手をコントロールすること」を目標にしました。
活動では缶に玉を入れたり、ボールをバケツに集めたりする遊びを繰り返し行いました。
また、マットに向かって走っていき、体ごとぶつかって倒すという「目的をもって、身体を動かす」遊びも取り入れました。
繰り返し行う中で、お子さん自身も楽しくなったきて、「もう一回!」と言って参加し、自らマットに向かって飛びこんでいく姿も見られました。
物投げ行動は、目と手の協応が高まり、「どこにいれたらいいか」を見わける力が育つとともに、減少してきました。
日常生活の中でも、「ここにいれてね。」を生活の中で取り入れていけるよう、継続して関わらせていただきます。
児童発達支援ikikataでは、繰り返し練習する、頑張って療育をするのではなく、お子さんが楽しいと感じる遊びの中で療育を行います。
1度見学へ来て、お子さんのことについて一緒にお話しませんか。
作業療法士、幼稚園・特別支援学校教諭、保育士等、さまざまな経験をしてきたスタッフがお待ちしております。
物(おもちゃ)を投げる…?落とす?
教室の毎日
23/06/04 12:06