こんにちは、児童発達支援ikikataです。
私たちが日常的に行っていることには「はじまりとおわり」があります。
さまざまな活動に参加するために必要な「はじまりとおわり」の力について、継続して話しました。
私たち大人は日常で行っている会話の中では、「今から相手の人の話が始まるぞ!」「もうすぐ終わるぞ!」と意識をしなくても、会話の中で情報をうまく受け取り、その中で必要なことを取りだすことができます。
しかし「はじまりとおわり」を自分で情報キャッチすることが難しいこどもたちは、自分以外の“外の世界のわかりにくさ”につながっています。「はじまりとおわり」がわかるようになると、意欲的に活動へ参加しようとしたり、目的をもって動くことができるようになってきます。
今日は「はじまりとおわり」のポイント3つ目について、お話します。
◎視覚で受容する「はじまりとおわり」
目で見た情報から、はじまりが分かるようになると、ものを見て行動し始めることができます。
そのため、机に教材や活動に使う物品を置いておくことで、今から活動が始まる、と始まるサインになります。
また、視覚で「はじまりとおわり」を伝えるためには、ことばでの指示を減らし、使用する物品を提示してはじまりを伝え、おわったらボックスなどに出して終わる、という方法もあります。
児童発達支援ikikataでは、保護者の方、園の先生とさまざまな視点でお子さんの話を行います。環境や作業内容など、お子さんが参加しやすい方法も考えていきます。
また、お子さんが繰り返し練習する、頑張って療育をするのではなく、目標にしている姿に向けて、1人1人のお子さんが必要な要素を考えて、活動を提供しています。
1度見学へ来て、お子さんのことについて一緒に話しませんか。
作業療法士、幼稚園・特別支援学校教諭、保育士等、さまざまな経験をしてきたスタッフがお待ちしております。
はじまりとおわりについて③
教室の毎日
23/10/22 10:47