こんにちは、児童発達支援ikikataです。
私たちが日常的に行っていることには「はじまりとおわり」があります。
さまざまな活動に参加するために必要な「はじまりとおわり」の力について、継続して話しました。
今日は最後にひととのやりとりを行うために必要な「はじまりとおわり」です。
私たち大人は日常で行っている会話の中では、「今から相手の人の話が始まるぞ!」「もうすぐ終わるぞ!」と意識をしなくても、会話の中で情報をうまく受け取り、その中で必要なことを取りだすことができます。
◎ひととのやりとりの「はじまりとおわり」
ひととのやりとりを行うにあたって、相手の人に話を届ける時と、相手の話を受け止める時に「はじまりとおわり」が必要です。「はじめるよ」「おわったよ」とことばで伝えることは当たり前のようですが、難しい「はじまりとおわり」です。園の活動や学校の授業で分かりにくいといわれる原因の1つに「活動や授業のはじまりとおわりがお子さんに伝わっていない。」「僕に言われていることがわからない」「誰に向かって伝えたらいいのかわからない」という場面があります。
ご家庭でもでも誰に対して伝えたらよいか、僕に言われているのかなど、ひととのやりとりの「はじまりとおわり」を意識していただけると、お子さんが理解して行動しやすい場面がつくれます。
児童発達支援ikikataでは、保護者の方、園の先生とさまざまな視点でお子さんの話を行います。環境や作業内容など、お子さんが参加しやすい方法も考えていきます。
また、お子さんが繰り返し練習する、頑張って療育をするのではなく、目標にしている姿に向けて、1人1人のお子さんが必要な要素を考えて、活動を提供しています。
1度見学へ来て、お子さんのことについて一緒に話しませんか。
作業療法士、幼稚園・特別支援学校教諭、保育士等、さまざまな経験をしてきたスタッフがお待ちしております。
はじまりとおわり④
教室の毎日
23/10/23 20:14