個別学習の実践
教室の毎日
22/03/02 19:17
今日の療育について紹介いたします。「ガリレオふくおか」はご存じの通り10名の定員にて療育活動を行っていますが、今日の利用者の中で学校事情や個人事情により早く来所された利用者に対しマンツーマンの学習療育を行いました。一人の利用者は期末考査が終わりテストの結果が出て来所しました。利用者曰く英語が殆どできなかったとの相談でした。児童指導員(元進学塾経営者)がどこの部分で躓いたかを確認後、約1時間半の基礎からの学習療育を行いました。分からなかった事を分からないままに日々が過ぎ更に分らなくなっていたようです。問題は躓きがどこにあるかなのです。「何故分からないの」の言葉は本人を傷つけより一層自信を無くし、勉強することが嫌になります。学習支援が終了し帰宅時間になった時に、「今が最低ラインだよ。これから上昇気流に乗っかるよ」と声を掛けました。その時の利用者の顔は微笑んでいました。療育は常に、「スモールステップ」です。今、遅れていても何時か追いつき追い越せる日が必ず来ることをお互いに信じ互いに頑張っていきます。