こんにちは!
都筑区放課後等デイサービスFORTUNAです!
今回は前回の続きで愛着の最終章「安全基地」についてお話ししたいと思います!
これまでは「愛着」が赤ちゃんにとってはとても重要なものであり、成長して様々な人たちと関わって行く際のベースになるとお話ししました。
愛着行動は生後〜3ヶ月までは誰にでも興味を持つ。
3〜6ヶ月はお母さんと他人の区別がつき始めお母さんの抱っことかでないと嫌がる。
6ヶ月〜2、3歳でお母さんと離れることに不安を抱く「分離不安」が起こる。
2、3歳以降でお母さんの行動を推測できるようになり、離れてもまた会えると理解し、徐々に離れることができる。
という流れで愛着は発達していくというお話をしました。
今回は親との愛着がしっかり形成された後、子どもが外の世界に出て行くための愛着の一つ「安全基地」についてお話します。
安全基地とは簡単に言えば「子どもにとって安心できる場所」です。
安全基地は親との愛着がしっかり形成されていることが前提となります。
子どもは過ごす時間の長いお母さんとの愛着がしっかり形成されると、外の世界に出始めます。
急に「いってきまーす」と出て行くのではなく、徐々に徐々に出て行きます。
例えばお母さんと歩いていて近所の人に会って、お母さんとその人が挨拶をしていると、うしろにもじもじ隠れたりします。
うしろから相手の顔を見たり様子を伺っていたり、よくある光景ですね。
子どもにとって外の世界は知らないことだらけで不安要素が多いです。
そこでお母さんを「この人といれば安心できる」という心の安全基地にしているのです。
安全基地にいつでも戻れるという安心感を元に、いろんな人との関わりをお母さんを通して見たり、知らない場所に行ってみたりして経験を積み、外の世界に出て行きます。
このようにして子ども様々な人と関わりや体験を通して成長していきます。
そのためこうした成長の土台となる「愛着」がとても大事というお話でした。
ご覧いただきありがとうございました!
都筑区放課後等デイサービスFORTUNA
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22/01/28 12:39