こんばんは!
都筑区放課後等デイサービスFORTUNAです!
今日は前回の続きでピアジェの発達段階理論を見ていきたいと思います!
前回までは学習段階と0〜2歳の感覚運動期までを見ました!
今回は2〜7歳の前操作期を見ていきます!
2〜7歳「前操作期」:物事を自分のイメージを使って区別して認識
この時期は※想像力・創造力を使った「ごっこ遊び」を盛んに行う時期です。
想像力を使いますが、相手の立場に立った想像はできず、自分の知っていることは相手も知っていると思い込む「自己中心性」が見られます。
また、物事の最も目立つ側面だけ見て、それ以外の部分を無視する「中心化」も見られます。
例)太いビーカーの水を細いビーカーの方に移し替えると高くなった水面だけをみて、水が増えたと思い込む。
※想像力:実際に見たり聞いたりしていないものについて考える力
創造力:独自の方法で新しい何かを作る力
この時期には
実念論:自分のものの見方が絶対だと思い込む。
アニミズム:非生物にも感情や思考があると思い込む。
人工論:自然物も人間が作ったと思い込む。
といった特徴も挙げられています。
また、前操作期は2〜4歳を「象徴的思考期」、4〜7歳を「直観的思考期」と分けています。
象徴的思考期:もののイメージを作って頭の中で保存し後で取り出して使える。=思い出して絵に描くことができる。
直観的思考期:まだ体験したことがない状況を話す時、空想ではなく物事の道理を考えて話すことができる。 例)「家が地面から生えて来た」→「人間が家を建てた」
このような年齢に応じた特徴も見られます。
今回はここまでにします!
ご覧いただきありがとうございました!
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FORTUNA ピアジェ②
研修会・講演会
22/02/14 20:57