こんにちは!都筑区放課後等デイサービスFORTUNA職員Aです。
日本の春のシンボルといえば桜を眺めながら楽しむお花見も、春の行楽では定番ですね。
「お花見」という現在の形になった歴史は意外と知らない人も多いはず。
そこで今回は、美しい桜をより深く楽しめるようになる、お花見の由来や雑学を紹介します。
お花見のルーツともいえる出来事は、約1300年前の奈良時代からだそうです。天皇や貴族といった上流階級の人々が花鳥風月を歌に詠む文化がすでにあり、それが今に繋がるお花見の起源のひとつと考えられています。当時は、唐から渡来した珍しい花として梅が貴族の中で人気で、万葉集に収められた歌の題材でも、桜より梅を詠んだ歌の方が多く、この頃は桜ではなく梅を鑑賞していたそうです。
そして平安時代になると、人気は逆転し、平安時代の和歌集「古今和歌集」には、在原業平が詠んだ有名な「世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」の歌をはじめ、桜の歌が多く残されています。
また、「日本後紀」には嵯峨天皇が812年(弘仁3年)、京都の庭園・神泉苑にて「花宴之節(かえんのせち)」を催したと記録されており、これが記録に残る最古の「桜の花見」だったとされているようです。
江戸時代から続く桜の名所は、 上野恩賜公園 や 隅田公園 、 飛鳥山公園 など現代でも都内の桜スポットとして現存するところが多くあります。
お花見シーズンの菓子や日本全国で楽しめるソメイヨシノという品種など、現在に直接続く「花より団子」なお花見のスタイルを引き継いでいきたいですね。
次回のブログも是非ご覧ください。
職員Aの言いたい放題「桜」
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25/03/14 13:02