児童発達支援事業所
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こぱんはうすさくら 佐賀鍋島教室のブログ一覧

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支援を楽にする 「おもちゃの選定」

教室の毎日
皆さん。こんにちは、こぱんはうすさくら佐賀です。さて、支援を楽しんでいますか?こぱんはうすさくら佐賀では、「児童に良い環境を創る」を目標に活動しています。
良い環境にはまず、大人が笑顔で余裕を持つ必要があります。
楽しく働ける環境が、集団療育に最も必要な事です。

余裕を持つコツとして、私達の教室での実践例の一つをご紹介します。
今日のコツは、「おもちゃの選定」です。

教室にはいろいろなおもちゃがあり、それらで遊ぶことを通じて、こども達は先生やお友達と関わりを持ちながらいろいろなことを学んでいきます。
ちなみに、おもちゃには難易度があります。
レベル1→児童が自分で遊べるおもちゃ(レゴ・パズル・プラレール等)
レベル2→少し介助や相手が必要(タブレット・簡単な対戦ゲーム・ねんど等)
レベル3→真剣・集中した相手が必要(すごろく・将棋・ホッケー・はさみ等)
難易度の基準は、【支援員の手がどれだけ取られるか】です。

保護者の立場であれば、先生と我が子と深い交流をして欲しいと思うでしょう。
レベル3のおもちゃであるホッケーや将棋などで児童と真剣に向き合って楽しむのは良い事です。
ただ、時と場合は選びましょう。

新年度である4月は、どの児童も落ち着きません。
その時期に、レベル3のおもちゃだとこども達との遊びに先生の手が取られてしまい、急な対応ができません。全体を見るための先生の余裕がなくなって、大混乱!なんてことも。
しかし、こども達の新年度特有のソワソワもGW明けには落ち着きます。それまでは、余裕を無くして慌てる位ならおもちゃの難易度を下げましょう。
児童への支援もその頃には進んでいるので、じっくり遊べるでしょう。

大事な事は、安全に。楽しく。自立に導く事です。

忙しくなるおもちゃを置くから忙しいのです。
楽になるおもちゃを選ぶ事で余裕が倍増します!

ついでに。
遊びを断るのは大人も申し訳ない。忍びない。と、感じます。
遊びを断られると児童は悲しい。寂しい。イライラします。
支援の現場に適切な設定のおもちゃを置く事は、双方の得になります。
良い環境や良い関係には、関わり方が重要です。

少しのコツでお互いが笑顔になれる環境が出来ます。
実は、このコツ。ABA(応用行動分析)というテクニックです。
こぱんはうすさくら佐賀では、研修や教育を通じて支援員のテクニックを磨いています。
ペアトレ等も行っていますので、保護者もプロの関わり方を学ぶ事が出来ます。

こぱんはうすさくら佐賀は、集団療育を行っています。
集団療育の特徴は、
①1対多数(小集団)での支援で集団での過ごし方を学ぶ
②就学の事を考えると、年中・年長以上からは集団療育がオススメ♪
③落ち着いて長い時間過ごす事で関係性が出来る。
  集団療育では、【長時間まったり】【落ち着いて過ごす環境】が大事

大人もこどもも余裕が無い空間では長い時間過ごすと辛いです。
お互いが楽しく過ごす仕組みが、こぱんはうすさくら佐賀の魅力です。

気になった支援員さん、私達の教室を見学されてみませんか?社内で行っている研修も療育に関することが多く、外部の方も受けていただけるものも多くあります。
利用検討の方も気軽に見学にいらして下さい。
利用が実際に無くてもいいので、話を聞くだけでも気楽にどうぞ。

こぱんはうすさくら佐賀
代表 伊藤賢一郎

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