みなさん、こんにちは🌸
こぱんはうすさくら堺教室です😊
堺教室では、保育士や心理士(師)、音楽療法士、児童指導員(体育教員・音楽教員)のもと、児童発達支援と放課後等デイサービスにおいて集団療育や個別療育を行っております。
月間プログラムには、「言語・認知💡」「運動⚽・音楽🎵」「創作」「SST・日常動作🪥」「ビジョントレーニング👀」と、5つの療育テーマを設けております。
ところで、みなさん二項関係、三項関係という言葉をご存じでしょうか?
人は、人と物との間で生活しています。
物と違って人は向こうから働きかけてきますし、こちらから働きかけた場合、様々な反応が返ってきます。
一方、物に働きかけても物は喋ったりせず、いつも決まった反応です。
向こうからこちらの感情を動かすように引き出すこともありません。
子どもは、人や物との三項関係で成長していきます。
子どもは人と物との間で、認識や感情を織りまぜながら様々なことを表現しています。
例えば、新版K式発達検査の「認知-適応」領域の課題は、物との関係の発達を示し、「言語-社会」領域の課題は人との関係の発達を示すものとして捉えることが出来ます。
また、人や物との三項関係以外、対象を言葉や象徴で表すことも三項関係として捉えることができます。
例えるなら、目の前にあるスイカが、「スイカ」という音声で表すことを理解し、「スイカ」と聞いたら実物のスイカを思い浮かべることができるようになるということです。
目の前の積み木を言われた通りに操作し取組めたなら、子どもは大人との関係を軸に物との三項関係が成立しているといえるでしょう。
しかし、言われた内容に無関心で目の前の積み木に刺激されて単に自分の行いたい通りに扱っただけだとしたら、自分と積み木の二項関係しか結べていなかいということになります。
一方、自分の行いが大人に言われた内容に合致しているかどうかを気にしてヒントを求め、大人の顔をうかがってばかりで手元の物に関心を示せないなら、大人との関係にしばられた二項関係が優勢なのかもしれません。
教室では、大人との二項関係を十分に構築した上で、個別課題(人と物)としての三項関係、集団活動(人とお友達)としての三項関係を構築していきます。
個別課題に取り組んだり複数の大人やお友達と共に小集団の中で過ごしたりすることで、多様な三項関係の場面を経験し、そのような教室の環境のもとでお子様の発達を促していきます。
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こぱんはうすさくら堺教室では、見学も随時受け付けております。
ご連絡お待ちしております。TEL072-245-9554
【集団活動と個別課題】◇二項関係と三項関係◇
療育の内容
22/10/13 15:20