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言葉のコップを育てる3つの関わり

「2歳になったけれど、まだあまり話さない」
「どうしたら言葉が増えるの?」

そんなご相談をいただくことがあります。

言葉が出てくるためには、まず子どもの中にたくさんの言葉をためていくことが大切です。
イメージするなら、毎日の生活や遊びの中で子どもの中にある「言葉のコップ」に少しずつ言葉を注いでいきます。
今回は、言葉のコップを増やすための3つの関わりをご紹介します。

① 子どもの「今」に言葉を添える
子どもが見ているもの、触っているもの、していることを、大人が言葉にしてあげましょう。

「わんわん、いたね」
「ボール、ころころ」
「お水、つめたいね」
「靴、はいたね」

ポイントは、子どもが今、興味を向けているものを言葉にすること。
たくさん話しかけるよりも、「今、子どもが見ているもの」に言葉を添えることを意識してみましょう。

② 同じ言葉を何度も聞く
言葉は、一度聞いただけですぐに使えるようになるとは限りません。

「くるま」
「くるま、きたね」
「くるま、走ってるね」

遊びの中で同じ言葉を何度も聞くことで、少しずつ言葉が子どもの中にたまっていきます。
「また同じことを言っているかな?」と思うくらいで大丈夫。
繰り返し聞く経験が、言葉の土台になります。

③ 「言ってごらん」より「伝わった!」を大切に
子どもが指差したり、手を伸ばしたり、声を出したりしたら、その気持ちを受け止めて言葉にしてあげましょう。

たとえば、お茶を指差したら、

「お茶がほしいんだね」
「お茶、どうぞ」
と返します。

まだ「おちゃ」と言えなくても大丈夫。

「指差したら伝わった!」
「声を出したらわかってもらえた!」

そんな経験が、「人に伝えたい」という気持ちにつながります。

言葉は、急にあふれ出てくるものではありません。
毎日の遊びや食事、着替え、お散歩など、何気ない生活の中で聞いた言葉が少しずつたまり、やがて「言ってみたい」「伝えたい」という気持ちにつながっていきます。

「言葉がなかなか増えない」と感じたときこそ、まずは一緒に遊び、子どもの「今」に言葉を添えるところから始めてみましょう。

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