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ABAとは?仙台で介入効果のエビデンスがある療育。

教室の毎日
皆様こんにちは。てらぴぁぽけっと仙台教室の原田です。
保護者様からのお問合せで、
【ABAとは?】【発語にABAは?】【グレーなお子様にABAは?】
という質問を多くいただきますので、
今回も、少しABA(応用行動分析)について触れていきたいと思います。


近年、世界中で、自閉症をはじめとする発達障がいを持つ子どもたちや、
グレーなお子様の早期療育法(1歳後半~6歳)としてのABA(応用行動分析)に関心が集まっています。

自閉症以外の発達障がい、例えば、ダウン症、精神遅滞、その他の染色体異常のお子様でもABA(応用行動分析)を用いることができます。
【言語獲得など、言葉がなかなかでないお子様に効果的。】

またABAの活用範囲は広く、療育はもちろんですが、
教育・医療・リハビリテーション・スポーツなどの分野でも実績をあげています。

現在のABAブームの発端は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(米UCLA)のロバース博士(O.Ivar Lovaas)が1987年に発表した論文です。
この中でロバース博士は、2~3歳の自閉症幼児19人に週40時間のABAホームセラピーを2年以上にわたって、
継続したところ、そのうち9人(約47%)が小学校入学までに知的に正常域に達し、
付き添い無しで普通学級に入学を認められた、との驚くべき結果を公表しました。

その後、1993年にニューヨーク在住の自閉症の2児の母親であるキャサリン・モーリスさんが、
ロバースの方法に基づくABAセラピーを独力で試み、子どもたちを劇的に回復させたとする、
体験手記【わが子よ、声を聞かせて】を発表しました。
この発表が、全米で自閉症の親たちの熱烈な関心を呼び、今では全世界にまで広まったのです。

現在、世界では特に米国のニューヨーク州、カリフォルニア州などの先進的な州では、
専門のセラピストによるABAセラピーが公費負担や、医療保険給付対象になっております。
カナダでも多くの州でABA早期療育に公費実施されています。

では、日本はどうでしょうか?宮城県は?仙台は?
ABAの普及という点で、これらの国々や州などに大きく遅れをとっていると言ってもいいでしょう。
ABAの普及が遅れ、ABAセラピストもほとんどいない日本。

てらぴぁぽけっと仙台教室では、
特に仙台に【介入効果のエビデンスがある療育(ABA)】で、子どもたちに施したい。
という強い気持ちをもって療育をしております。

以前の記事にも書きましたが、
米国や、ロバース博士のような、【週40時間のABA】での早期集中行動介入は、今の日本では非現実的ですが、
最近の日本の研究で、
【1対1の介入】で【低強度ABA(週平均5.5時間)の介入】をすることで、
【言語、社会性発達促進に有益】であることが分かっています。
これは日本の地域ならではの、エビデンスがある療育ということです。

【1日2時間の1対1のABA】で療育を進め、日本・仙台の療育の発展。子どもたちの未来のため、
努力を惜しまず続けていきます。

私が思う療育は、【子どもを幸せにすること】です。
この願いが、届きますよう、さらに精進してまいります。

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