近年、発達障害に関する社会的認識が広がり、
自閉症スペクトラム症(ASD)
注意欠如・多動症(ADHD)
限局性、発達性学習症(LD)
に対する支援や研究がどんどん進歩してきています。
ですが、
発達性協調運動症(DCD)はまだ知名度が低いと思います。
しかし、
知名度が低いから重要でないというとそうではありません🙅🏻
なので今回は、
簡単に発達性協調運動症(DCD)を紹介します💁♂️
発達性協調運動症(DCD)とは、
運動または作業の円滑な実行に
必要な協調運動機能の発達に支障が生じる発達障害です。
協調運動機能とは、
ある運動や動作を円滑かつ効果的に行うための、
全身にわたる筋群全体の空間的、時間的活動パターンの
バランスやまとまりである。
例えば、
投げられたボールを片手でキャッチするためには、
ボールをキャッチする手・腕の動きだけではなく、
踏ん張る足腰の力も必要です!
キャッチする時のボールの位置によっては、
身体全体を
伸ばしたり捻ったりジャンプしたりする必要があり、
さらにその際にはバランスをとるために
反対側の手足も動く必要があります!
このように、
一つの動作においても全身のあらゆる筋肉が
常に一緒に連動して全体の調和を保っており、
これが協調運動機能です!
【発達性協調運動症とは?】
教室の毎日
23/03/04 12:19