睡眠が大事とは言いますが、どう大切なのでしょう?
何時間寝ればいいのでしょうか?
睡眠不足によって、
「成長ホルモン」が正しく分泌されなくなってしまいます。
また、精神状態と睡眠は密接な関係があり、
睡眠不足になると集中力・記憶力の低下、
イライラするなど精神の不安定、
さらに肥満のリスクも高まるといわれています。
年齢によって成長に必要な睡眠時間は変わりますが、
日本小児保健協会では、
0歳児で14〜15時間、
1歳児で14時間、
3歳児で12時間、
小学生で10時間
が理想といわれています。
脳を育てるのに重要な
「良質な睡眠」と
「地球のリズムに合わせた生活習慣」!
「早寝・早起き・朝ごはん」
「基本的にこれが守られていれば、子どもはちゃんと育つ!」
と、発達脳科学者で小児科医の成田奈緒子先は太鼓判を押しています
しかし、日本全国の小学生の
平日の平均睡眠時間は8時間15分なので、
理想より2時間近くも短いのです。
大人でも睡眠不足は不調の原因になりますが、
子どもの睡眠時間が短いことは、
私たちが思う以上にさまざまなことに影響を及ぼします。
まず、自己肯定感への影響です。
寝る時間が遅くなるほど、
自分のことを好きだと感じる割合が減ることがわかっています。(文部科学省・・データより)
なぜ自己肯定感と睡眠が関係するのかと疑問に思われるかもしれませんが、
その理由が脳科学の研究で明らかにされつつあります。
夜間に強い光を浴びて夜更かしをするうちに、
本来持っている昼行性動物としての活動リズムが狂い、
その影響が心身の不調となって表れてしまうのです。
その結果、就寝時刻が遅い子どもほど、
「自分のことが好きだ」と
回答する割合が低く、
「何でもないのにイライラする」
と回答する割合が高い、
という結果にもつながってくるようです。
他にも影響はたくさんありますが、
睡眠に対しては盛りだくさんのため
またの機会にお伝えできればと思います。
Daisy kidsでも、睡眠の大切さ、寝ることでの変化を実感しています。
両親が仕事をしていたり、お兄ちゃん達が起きているとどうしても早寝が難しいこともありますが、起きる時間から逆算し、環境を整えてあげて寝るまでのルーティンをしっかり作り上げることも意識してみてください☆★
参照:東洋経済https://toyokeizai.net/
睡眠時間どれくらい?
教室の毎日
22/08/17 17:59