ハンドリングとは大人が子どもの身体に直接ふれて動かすことです。
目的はスキンシップによるコミュニケーションや、ストレッチやマッサージによる関節拘縮の予防などがあります。
自分で歩いていない重心児の場合、特に下肢に体重がかかっていないので骨や関節の発達が不十分な場合が多くみられます。そのため骨折などのリスクがあるので愛護的ハンドリングを行うことが必要だと言われています。
重心児の骨折は上腕骨、大腿骨、下腿骨など長い骨に起こることが多くみられます。細長い骨はテコの作用で骨折がおきやすいので、大人はできるだけ両手を使ってゆっくりと動かすように注意しましょう。
こどもリハかわせみ PT萩原
重症心身障害児への愛護的ハンドリング
理学療法士ブログ更新
22/10/05 14:16