こんにちは。フォレストキッズ文の里教室です。8月も後半になりましたね。まだ8月なのに台風が日本列島を通過したり、例年以上に暑かったり、まだまだ入念な体調管理が必要なようです。一方で、コロナ明けで5年ぶりにいろいろなところで花火大会が開催されたことを聞いて、浮かれる気持ちもあります。
さて、7月には保育園や幼稚園での懇談にて、就学相談について話された方も多いのではないでしょうか。私は以前保育園に巡回して子どもに発達検査を行い、その結果を基に保護者との相談を行っていたことがあるのですが、保護者との相談の中で就学相談について話すこともありました。もちろん集団生活の中で発達のペースが追いついて、途中で加配を外すことになった子どももいます。ただ、発達のペースが追いついていても、保育園から小学校に上がることによる環境の変化を心配される保護者の中にも、子どもに小学校で支援が必要なのかどうかを第三者に判断してもらう就学相談を希望される方がいました。
以前お話したことの繰り返しになりますが、発達検査を行うと、子どもの認知面、言語面等の発達のペースがわかります。しかし、発達のペースというのはアセスメントにおいては一つの側面でしかなく、子どものすべてがわかるものではありません。そのため、発達のペース以外の愛着(親子関係)、身辺自立、お友達との関係といった側面は、保護者や保育士さんから教えていただき、子どものことをいろいろな側面から知ろうと努めてきました。
発達検査を行う心理士として、一つの側面だけでアセスメントを行うことのないように心がけているのですが、最近も保護者の方からは、「発達検査で子どもの人生が決まる」、と言われることがありました。また、全国のこども家庭センター(大阪市ではこども相談センター)での療育手帳交付のための判定には発達検査が用いられている事実もあります。
発達検査の意味合いは立場によって変わってくると思います。文の里教室に通う子どもの保護者の方には発達検査の結果を持ってきていただいています。持ってきていただけると、子どもの発達のペースに合わせて課題を提示することができます。子どもはわかることがうれしいので、今は子どもの支援を行う職員として、子どもが他者と共有できる経験を提供できればと考えています。
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8月も終盤。フォレストキッズ文の里教室
教室の毎日
23/08/22 18:24