先日から新学期が始まった学校が
多いかと思います。
また、小学生は本日が入学式の学校が
多かったのではないででしょうか!!
桜🌸が咲いている時期の入学式は素敵ですね。
秋入学の場合、銀杏のにおいが想い出になりそうです(・_・;)
今回は教育業界で騒がれた
「PISAショック」について書きます。
2002年に中学生の新学習指導要領が
改訂されました。「ゆとり教育」の始まりです。
2003年に行われた「国際的な学力調査」
その読解力分野で世界14位に下降しました。
前回は8位でしたので6番も順位を下げたことになります。
この「国際的な学力調査」のことをPISAと言い、
2003年の調査で順位を多く下げたため、
「PISショック」と呼ばれることになりました。
文科省は、この読解力の急激な低下を踏まえ、
学習指導要領を1年で改訂。
「定められた内容」を過不足なく教えなければならない。
一文を削除。
これにより、学習指導要領は「下限規定」となりました。
下限規定 → 最低教えるべき内容
どういうことかというと、
◆教科書は全て教えなくてはいけない。
これが、
◆教科書を使って教えればよい。
(参考書代わりでもOK)
に変更されました。
これにより、教科書外の内容である
「発展的学習」も扱われるようになりました。
また、習熟度別指導など生徒の特性や
個別に応じた指導も図られるようになりました。
さてPISAの結果になりますが、
次の2006年の読解力は
さらに順位を落とし15位。
2009年は8位と順位を戻しましたが、
2018年では同じく15位に低下しました・・・
数学的リテラシーでは、
2000年に1位を取ってから1位は無く、
直近の2022年では5位でした。
安定的に上位にいるのが、「科学的リテラシー」
おおよそトップ5に入っていて、2022年度は2位。
ちなみに2022年度の読解力は3位でした。
Gripキッズ八千代緑が丘校では、
学習を中心に療育を行っていますが、
学習以外に、工作、ゲーム等を組み合わせた
集団療育も毎日実施しています!!
Part3【学習指導要領】Gripキッズ八千代緑が丘校
Gripキッズ職員日記📝
25/04/09 19:15
